【RISE】王者・大﨑一貴、総力戦で政所仁を退けV2達成!今後の展望も語る
RISEクリエーション『RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA』
2024年6月15日(土)エディオンアリーナ大阪
▼メインイベント RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
〇大﨑一貴(王者/OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ王者)
判定3-0 49-47、50-47、50-47
●政所 仁(挑戦者/魁塾/RISE NEW WARRIORSスーパーフライ級トーナメント優勝)
大﨑は今年3月、自身が保持するISKAオリエンタルルール世界フライ級王座防衛に成功、今回はRISE王座の防衛を目指す。
政所は昨年11月のNEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメントを圧倒的な実力で制覇。勢いに乗る中、運命のタイトルマッチに挑む。両者は20年に対戦しており、その際は大﨑が延長判定勝ちを収めている。
試合は1Rから大﨑が前に出る。政所にロープを背負わせ、左フックを当てる。両者ともにカーフキック。大﨑が通常のローを当てれば、政所も打ち下ろしのローを返す。さらに政所は顔へのヒザも繰り出す。1Rの採点は3者イーブン。
2Rも政所、大﨑とカーフを当てる。政所はパンチのコンビネーションで攻め、打ち下ろしのローキック。だが大﨑はこれに下がらず、ボディ打ちで応戦。2Rの採点は1者が政所を支持。
3R、政所はフック&ヒザで前進せんとするものの大﨑はそれを前に立ってふさぐ。政所はパンチ、ハイキックと攻めるが、大﨑は攻撃が見えてきたかアームブロックする。大﨑が右ストレート、ジャブとヒット。3Rの採点は3者が大﨑を支持する。
4R、大﨑はローキック、右ストレートで政所をとらえる。後半戦になっても大﨑は出力を落とさず、政所をロープに詰めてフックを上下に見舞う。ヒザ蹴りを突き上げ反撃する政所だが、大﨑はプレッシャーを掛け続ける。
最終5R、大﨑はなおもプレッシャーを落とさずボディ打ちとカーフキック。政所は連打を走らせるが、大﨑は堅固なディフェンスでクリーンヒットを打たさせない。両者最後まで打ち合いも大﨑が圧力でまさって政所を下がらせ、ストレート、左フックと当てて終える。
判定は49-47、50-47、50-47の3-0で大﨑。2度目の王座防衛を成し遂げた。
勝利した大﨑は「マジで最高です。ここ最近調子悪くて、今回の試合に向けて会長やトレーナーも後輩もサポートしてくれて、本当に勝たなきゃいけない試合でもあったので、すごいいい環境で練習させてもらって勝つことができて恩返しできました」と涙ぐんで声を詰まらせる。
続けて「タイトルマッチの価値を高めてくれたのは政所選手だと思うし、勝つためにいい練習もできたので政所選手には感謝しています」と政所に語り掛け、「これで53㎏最強を証明できたと思うので、名だたるチャンピオンたちがが負けてしまっているONEに、僕と弟が兄弟で乗り込んでONEのベルトを持ってくるので楽しみにしていてください」と今後の展望を語った。
▶︎次ページは【フォト】大﨑と政所のフルラウンドにわたる激闘!
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