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【シュートボクシング】トーナメント出場最後の1人は宍戸大樹

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2014/11/12(水)UP

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▲悲願のS-cup制覇、そして最後の挑戦に臨む宍戸。右はシーザー会長

 11月30日(日)東京・両国国技館で開催される2年に一度のシュートボクシング(以下SB)の祭典『S-cup世界トーナメント2014』の記者会見が12日(水)に行われた。

▲1回戦では優勝候補のウシネ・ベノーイと対戦する

 未発表となっていた-65kg級世界トーナメント最後の一枠は、第2代SB東洋太平洋ウェルター級王者・宍戸大樹(シーザージム)だった。宍戸はシーザー武志SB協会会長から出場の打診を受け、「自分のベストウェイトで世界トーナメントに出たいとの想いが強くなっていて、タイミングも合って出場させていただくことになりました」と出場を決意したという。

 宍戸はこれまで-70kg級で行われていたS-cupに2004年から5回連続で出場していたが、「通常体重が70kgで練習後は70kgを切っていた」状態での出場だった。「-70kgではベルトに手が届きませんでしたが、この体重なら世界の強豪としのぎを削ることが出来ると思います」とS-cup制覇に自信を見せ、「最後の一花を咲かせたい。SBを学んだ18年間の集大成をお見せできるように頑張りたいと思います」と挨拶。

 シーザー会長は「世界トーナメントに日本人選手が3人出るのはどうかと思いましたが、年齢的にもS-cupに出られるのはこれが最後だと思うので、今年は彼にチャンスをあげたい。やるからには絶対に勝たないといけない。決勝まで必ず行けと話しました。最後にチャンピオンになってから引退して欲しいと思います」と、宍戸の最後の挑戦を後押しする。

 宍戸は「出場選手の中で自分が一番SBの戦績が多いですし(75戦で歴代でも最多)、修行年数も多い。SBのトーナメントでSBのテクニック・精神で最後までリングに立っていたい。優勝したい気持ちはこの中で一番強いと思います。悔いのないように全てを出し尽くしたい」と、決意を語った。

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