2025/01/20（月）UP
（最終更新：2025/01/20 15:31）

GFLとの契約を発表したムサエフ（右）とシウバ

　20日、19年のRIZINライト級GP優勝者でBellatorにも参戦したトフィック・ムサエフ（アゼルバイジャン）がインスタグラムを更新。新たにGlobal Fight League（GFL）という格闘技団体と契約したことを発表した。
　このGFLはタイロン・ウッドリー、ヴァンダレイ・シウバなどのレジェンド選手とも契約を発表している。一体GFLとはどのような団体なのか。

【動画】GFL参戦決定したムサエフ、ウッドリーの豪快KOシーン！

　公式のホームページを見てみるとGFLとは、25年4月にダレン・オーウェン氏とアルン・パリミ氏によって発足が予定されている総合格闘技団体だ。6つの都市（マイアミ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンパウロ、ロンドン、ドバイ）から6つのチームが参加し、プレーオフを含むリーグ形式で競い合う。

　階級は女子アトム級、女子ストロー級、女子フライ級、女子バンタム級、女子フェザー級、男子バンタム級、男子フェザー級、男子ライト級、男子ウェルター級、男子ミドル級、男子ライトヘビー級、男子ヘビー級の12階級で試合が行われる。
　選手は各チームごとのコーチやマネージャーによって、ドラフト形式によって選抜される。24日に最初のドラフトを開催し、各都市のチームにファイターが割り当てられるという。

　GFLにはレギュラーシーズンの試合にポイントシステムがある。フィニッシュ勝利の場合、勝ったファイターのチームに4ポイントが与えられる。判定勝利の場合は3ポイント、引き分けの場合は2ポイント、判定負けの場合は1ポイントとなる。フィニッシュで負けた場合は、0ポイントだ。この形式は同じアメリカの総合格闘技団体PFLとシステムが似ている。

　現時点で契約しているのはタイロン・ウッドリー、ファブリシオ・ヴェウドゥム、アンソニー・ペティス、ヘナン・バラオンなど、UFCで王座獲得経験がある選手たちが名を連ねている。
　その他にヴァンダレイ・シウバ、ゲガール・ムサシらレジェンド選手たちの名前も。
　また女子部門では、元UFCファイターのペイジ・ヴァンザント、RIZINにも出場経験のあるジェシカ・アギラーやクレア・ロペスらが契約している。

　多くの強豪選手と契約しているGFLだが、今年どのような動きを見せていくのだろうか。UFCやPFL、またRIZINなどの他団体とどのような関係になるのかにも注目が集まりそうだ。

〈各チームのマネージャーとヘッドコーチ〉

▼マイアミ
マネージャー：チアゴ・アウベス
ヘッドコーチ：コナン・シルヴェイラ

▼ニューヨーク
マネージャー：未定
ヘッドコーチ：レイ・ロンゴ

▼ロサンゼルス
マネージャー：ヴァンダレイ・シウバ
ヘッドコーチ：ラファエル・コルデイロ

▼サンパウロ
マネージャー：リョート・マチダ
ヘッドコーチ：アンドレ・ぺデルネイラス

▼ロンドン
マネージャー：ルーク・バーナット
ヘッドコーチ：カール・プリンス

▼ドバイ
マネージャー：ケイン・ヴェラスケス
ヘッドコーチ：ハビエル・メンデス

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