【RIZIN】プロハースカ「石井の攻撃は物足りない」
12月29日(火)・31日(木)さいたまスーパーアリーナで開催の新格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』に出場する選手たちの個別インタビューが、27日(日)都内にて行われた。
『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』ヘビー級世界トーナメントに、日本代表として出場する石井慧(ブラック・ハウス/レインMMA)は、1回戦でチェコのMMA(総合格闘技)団体『GCF』代表として送り込まれたジーリー・プロハースカ(チェコ)と対戦する。両者のインタビューは以下の通り。
――試合に向けてどういう練習をしてきましたか?
「相手が柔道出身なのでそれに向けて十分に練習してきた。石井の試合の映像を見てきたし、私のジムには強い柔道選手がいっぱいいるので彼らに相談して組み技などを練習してきた」
――石井選手の弱点は?
「一生懸命ファイトスタイルを見てきたが、石井の攻撃は物足りないものがあるね」
――石井選手に勝っている部分は?
「攻撃力は自分の方が強い。自分の攻撃でビックリさせたいと思う。これといったテクニックを使おうとは思わないが、観客が見ているので見ていて気持ちのいい試合になればいいと思う」
――石井選手に勝てば一気に名前が知られると思いますが、おいしい相手だと思いますか?
「試合が決まれば自分の技術をアップしていくだけ。どんな相手でも同じ心境で臨むよ。でも、彼は日本人なのでこの試合は注目を集めると思うので、他の試合よりも一生懸命頑張りたいね」
――サムライが好きだと聞きましたが好きな有名人は?
「私のバイブルは宮本武蔵の五輪の書。いつも読んでいるし、日々精進して武士道に則って、戦いの意味を追求していきたいと思う」
――今回の戦いの意味は?
「どんな試合でも意味は同じもの。こういう舞台に参加できるのは光栄でもある。石井のような偉大な選手を倒すことは大きな目標でもある」
――ファンにメッセージを。
「日本がとても好きなので応援していただければ嬉しい。自分の洗練してきたファイティングスピリットをお見せしたい」
ーー調整はどうですか?
「全部順調に進んでいます」
ーー今日の馬への投資(有馬記念)は?
「今回は試合前なので見送りました。試合が終わった後に自分へのご褒美にします」
ーー相手の印象を。
「打撃が上手くて距離の取り方も上手い。自分にとって難しい相手なので自分にとっていい挑戦になります」
ーー距離が一番のカギですか?
「相手の距離で戦わないことです」
ーートーナメントに出場するほかの選手は研究しましたか?
「全員チェックしました。でも今は1回戦の相手が強いので集中しています。今回は試合時間が1R10分(2Rは5分)なので10分間で練習をやりました。以前経験もしているので特にどうということはありません。(自分に合っているかどうかは)やってみないと分からないですね」
ーー練習はオランダで?
「そうです。数回ヒョードルとも練習しましたが、基本的にはゲガール・ムサシ選手とやっていました。あとはアーネスト・ホーストさん。他にもロシア人とオランダ人がいました」
ーー1回戦の相手は身長が高いですが、それを意識して練習しましたか?
「みんな意識しなくても高いので。僕よりも小さい選手がいないので、あまり意識はせずに練習していました」
ーーIGF代表として出る、との言葉がありましたが。
「はい。IGFはホームリングだと思っています。一番試合した場所なので。頑張りたいです」
ーー攻撃面ではどんなことを考えていますか?
「そんなに器用なタイプではないので、自分の得意なところでいつも通りに戦えればと思います」
ーー最後に意気込みを。
「このトーナメントで自分自身に挑戦して頑張っていきたいと思います」
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