【RIZIN】大会MVPは山本KIDの甥・山本アーセン
12月31日(木)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』。ヘビー級世界トーナメントでキング・モーが優勝、エメリヤーエンコ・ヒョードルが約3年ぶりに復帰、元大関バルトのMMA(総合格闘技)デビュー戦、ボブ・サップvs曙の12年ぶりの再戦など話題には事欠かなかった。
その中でも、榊原信行・RIZIN実行委員長が大会MVPに選んだのは、第11試合でヒクソン・グレイシーの息子クロン・グレイシー(ブラジル)と対戦した山本アーセン(GSA)だった。
「アーセン選手はひょっとすると日本のMMAの宝になるかもしれない。山本“KID”徳郁選手も打撃センスを持っていたが、それに優るとも劣らない。まだ19歳ですし。出場オファーをしたのが9月末で、10月中旬にタイへ渡って本格的な練習を開始した中であそこまでやるとは」と、短期間でクロンと渡り合える実力を身に付けた山本の素質を高く評価。
「山本KID選手という最高のスパーリングパートナーがいますし、よきライバルにもなるでしょう。短期間でもっと強くなれる可能性がある。感動したという言葉ではなく、MMAの美しさを感じたと一般の人からツイッターで感想が送られてきました」と、戦いに美しさがあったと絶賛した。
また、第1試合にて飛び付き腕十字固めという大技でデビュー戦を勝利で飾った女子ファイターのRENAも高く評価。
「新時代を感じさせるための狙いとして、そのためにRENA選手を第1試合に組みました。新しい舞台の第一歩を彼女に託したのですが、見事に結果で応えてくれました。プロの仕事をやってのけましたね。まさかあんな大技で勝つとは。あれは狙っていてもやれる技ではない。素晴らしい」
第7試合で同じくデビュー戦を衝撃的なTKO勝ちで飾ったギャビ・ガルシアも含めて、今後の女子格闘技の発展に可能性を大いに感じたと評した。
☆12・31『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』全試合結果はこちら
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