【RISE】連勝の新鋭迎え撃つ丹羽「命を懸けて勝つ」
11月25日(金)東京・後楽園ホールにて開催の『RISE 114』に出場するRISEライト級4位・丹羽圭介(HAYATO GYM)のコメントが主催者を通じて届いた。
日本拳法をバックボーンに持つ丹羽は、デビュー3戦目で初黒星を喫した後は11連勝の快進撃。2015年11月にRISEライト級タイトルマッチに辿り着いたが、当時の王者・水町浩に判定負け。さらに再起戦では番長兇侍の強打をもらってまさかの初回KO負けを喫した。
それから約半年後の9月に復帰した丹羽は、練習環境を大きく変えて勝利を収めた。
「今まで週に6日HAYATO GYMでやらせてもらってたんですが、今は週2~3回HAYATO GYMでやって、あとはムエタイジムに行ったりとかボクシングスパーに行ったりとか、倉本塾(伝説の空手家・倉本成春師範が代表を務める道場)に行ったりとかいろいろなところで意見を仰ぎつつ、自分のためになる練習だけをやっている感じです」
今回の対戦相手は、新鋭のRISEライト級5位・直樹(BRING IT ONパラエストラ葛西)。昨年の新人王トーナメントで優勝、現在5連勝と波に乗っている。
「フレーム(体格)は僕と同じ。僕は肩幅があって相手もけっこう肩幅があって身長も同じぐらい。相手は上半身がガッシリしていて、僕はどっちかっていうと下半身。パンチャーと蹴りって感じですね。相手はかなりパンチを当てるのが上手いと思うので、いかに僕の良い蹴りが炸裂するかっていう試合ですね」と冷静に分析する丹羽。
「普通に上手い。勢いだけで勝っているわけではなく、裏打ちされた部分も凄い感じるので、油断すると狩られる勢いを持っている。それをいかにもらわないか」と最大限の警戒をし、「今まで相手に勝つ事をたくさんやって、勝つための練習をやってきました。でも今は、対自分というか対戦相手を自分だとして、どうしたら丹羽圭介を倒せるかという練習に切り替えてて自分の穴を埋める練習をしています。その意味ではより自分が研ぎ澄まされた感じで練習出来ている。負けない戦いをやるという事です」と、独特な理論の練習をしているという。
その上で「前回同様、相手に何もさせないでニワールド(自分の攻撃が当たり、相手の攻撃は当たらない丹羽の距離感のこと)の中で封じ込める。封じ込めた上で起承転結の結まで持っていける戦いをやれば完勝出来ると思う」と自信をみなぎらせる。
そして「ここで勝つかどうか、内容もそうですが、行けるか行けないかで僕のキックボクシング人生が変わってくると言っても過言ではない。僕の今までやってきた事全てを注いで勝ちたいと思います。タイトルマッチに一直線に行くつもりで一戦一戦やる。そのためにも今回の試合は絶対外せない戦いになるので、今年最後の戦いは命を懸けてでも勝ちに行きますので、その生き様を見て下さい」と、今回の一戦に懸ける気持ちを語った。
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