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【ベラトール】ソネンの復帰戦はオーティズとの元UFC対決

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2017/01/17(火)UP

昨年11月の『Bellator 163』の会場で対面したオーティズ(左)とソネン(右)

 1月21日(土・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのザ・フォーラムにて開催される『Bellator 170』のメインイベントで、元UFCライトヘビー級王者ティト・オーティズ(アメリカ)と元UFCミドル級トップファイターのチェール・ソネン(同)が激突する。

 オーティズは1997年から2012年までUFCで活躍した41歳の大ベテラン。2000年4月に日本で開催された『UFC 22』でヴァンダレイ・シウバを破り、UFCの旧ミドル級タイトルを獲得。その後、近藤有己やケン・シャムロックなどに勝利し、約3年間に渡って防衛を継続。
その間に、旧ミドル級は現在のライトヘビー級へと階級区分が変更され、2003年9月のライトヘビー級王座統一戦でオーティズはランディ・クートゥアに敗れて王座陥落となった。

2006年12月に当時のUFCライトヘビー級王者チャック・リデル(右)に挑戦したオーティズ(左)

 その後も、ビクトー・ベウフォートやフォレスト・グリフィンから勝利を収め、2006年12月にライトヘビー級タイトルマッチに臨むも、当時の王者チャック・リデルにTKO負けを喫して王座獲得に失敗。以降は黒星を重ねることが多くなり、2012年7月のグリフィンとの再戦を最後に引退を表明した。しかし、2014年5月にBellatorで現役復帰を果たすと、現在までに2勝1敗の戦績を収めている。MMA通算戦績は31戦18勝12敗1分。

 対するソネンも43戦28勝14敗1分のMMA通算戦績を収める39歳のベテラン。さまざまな団体で試合を重ね、パンクラスにも参戦。2003年2月に郷野聡寛、翌年7月に山宮恵一郎と対戦した。UFCには2005年から2006年に一度目の参戦。2009年2月に二度目の参戦を果たし、 岡見勇信やネイサン・マーコートに勝利。

相手に対して辛らつな発言を連発する“トラッシュトーカー”としても知られるソネン(右)に言い返すオーティズ(左)。両者は舌戦を繰り広げた

 2010年8月にミドル級タイトルマッチでアンデウソン・シウバに挑戦するも、一本負けを喫して王座獲得に失敗した。2013年4月にはライトヘビー級タイトルマッチに臨むも、ジョン・ジョーンズにTKO負け。その後、禁止薬物の陽性反応を機に、現役引退を表明。2013年11月にラシャド・エヴァンスに敗れた試合が最後となった。

 引退後はアメリカのスポーツ放送局『ESPN』のMMAコメンテーターなどを務めていたが、昨年9月にBellatorで約3年ぶりとなる現役復帰を発表。オーティズとのレジェンド対決が復帰1戦目となる。

 かつてUFCで活躍し、ともに現役引退から復帰を果たした41歳と39歳のベテランファイター同士の一騎打ち。果たして勝利を収めるのはどちらか。

PHOTOS=Bellator MMA(C)※1枚目と3枚目 

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