【ROAD FC】吠える世志琥、MMA初陣に向け「毎日、肉2kg食ってるわ!」
2月11日(土・現地時間)韓国・ソウルのチャンチュン体育館にて開催される『ROAD FC 036』で、MMAデビュー戦を迎える人気女子プロレスラーの世志琥(よしこ)こと平野芳子のインタビュー動画が、ROAD FCの公式ホームページで公開された。
韓国のMMA団体『ROAD FC』でMMAに初挑戦することが、1月24日(火)に電撃発表された世志琥。2011年1月に17歳でプロレスラーとしてデビューし、2014年8月には第4代ワールド・オブ・スターダム王座を獲得するなど活躍した23歳の女子レスラーだ。
2015年2月の防衛戦で対戦相手の安川惡斗(やすかわ・あくと)に顔面攻撃を繰り返して重傷を負わせたことが問題となり、同王座の剥奪と無期限出場停止が発表されると、同年5月に一度引退を表明。しかし、昨年にSEAdLINNNGで現役復帰した。
そんな世志琥は、今大会で地元韓国出身の“ゾンビガール”ことチュン・サン・ヨーと対戦する。MMA初挑戦を前にした現在の心境を尋ねられると、「気持ちは?って、やるしかねえだろうが」とふてぶてしく返答。続けて、出場を決めた理由を聞かれると、「つまんねえこと聞いてんじゃねえよ。オファーがあったからに決まってんだろうが」と質問する担当者を睨みつける。
今度は、現在のトレーニング状況について聞かれるが、「毎日、肉2kg食ってるわ!」と不敵な笑みを浮かべて多くを語ろうとせず、さらに置いてあったドーナツを手に取り「あとドーナツ。うめえな」とかじりついて見せた。
不穏な空気の中、続けられるインタビュー。格闘技のバックボーンについては「ストリートファイトだな」と言い、「プロレスの技術がMMAの試合で活かせると思うか?」との質問には「プロレスラーなめんじゃねえぞ!」といきり立つ。
イライラが増してきた様子の世志琥。試合に向けた戦略を尋ねられると「試合前に言うヤツいるか、バカ野郎!」と吐き捨て、「おい、チュン・サン・ヨー。YOU(ユー)も覚悟を決めてリングに上がって来いよ」と、対戦相手のチュンに対してメッセージを送った。
インタビューの最後には、2015年2月の安川戦に関して質問されたが、世志琥は「はぁー」と大きなため息をつくと、「うるせえんだよ、この野郎!」と罵り、置いてあった空のペットボトルを投げつけて部屋を後にした。
ROAD FCは世志琥を“悪名高い日本の女子プロレスラー”として紹介しており、「MMAのルールの中で、その生まれ持った攻撃性を集中させるだろう」と、MMAでその素質は活きるだろうと期待も込める。それに応えるように、完全ヒールぶりを見せつけた世志琥。今後行われる会見や前日計量、そしてデビュー戦で、一体どのような悪役ぶりを発揮するのか。
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