【ラウェイ】地上最も過激な格闘技の英雄をKOしたカナダ人王者「ストリートファイトに近い感覚が魅力」
2月16日(木)東京・後楽園ホールで開催される“地上で最も過激な格闘技”ラウェイの日本第2弾大会『Lethwei in Japan 2 ~LEGACY~』。その前日会見が15日(水)都内にて行われ、出場選手が試合に向けた意気込みを語った。
ラウェイとは、手にグローブではなくバンテージのみを着用し、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技、さらには故意と見なされなければ金的攻撃も反則にならない過酷なルールで行われているミャンマーの伝統的な格闘技。
日本人選手5名が出場する今大会では、全6試合のうち5試合が日本vsミャンマーの対抗戦、残りの1試合がカナダvsミャンマーの国際戦となる。
その国際戦に登場するのが、カナダ人ながら現・ミャンマーラウェイ無差別級王座に君臨する25歳のデーブ・レダック。第5試合(セミファイナル/80kg契約)で、同じ25歳のミャンマー人選手ポー・ケー(ミャンマー)と対戦する。
実はこのレダック、昨年10月に開催された第1回大会『Lethwei GP in Japan 2016』のメインイベントを務めた“ラウェイの英雄”と呼ばれるトゥン・トゥン・ミンから、昨年12月にKO勝利を収めて王座に就いた正真正銘のラウェイ最強戦士。さっそく、“英雄を倒した男”との異名が付されている。戦績はムエタイも含めて51戦38勝11敗2分。
そんなレダックだが前日計量は80.70kgと、リミットを0.70kgオーバー。しかし、79.90kgでパスしたケーとそのセコンド陣営が合意したため、その体重のままで試合は行われることとなった。
会見に臨んだレダックは、「とても良い試合をする準備をしてきました。とても興奮しています。もっと日本で戦う機会が増えれば良いと思っています」とコメント。ラウェイの魅力について尋ねられると、「これは最も過激な競技です。リングの中で行うが、ストリートファイトに近い感覚で自分の好きな時に好きなように攻撃できるのが魅力だと思う」と答えた。
一方、レダックに挑むケーは、45戦13勝12敗20分の戦績を持つ。会見では「私は10歳から極真空手を始め、16歳でミャンマーラウェイに転向しました。1月に沖縄で行われた極真空手の大会にも出場しました。明日の試合で勝てるように頑張ります」と挨拶した。
果たして、“英雄を倒した男”は日本でその実力を示すことができるか。それとも、空手家でもあるケーがラウェイのリングで王者を破るのか。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。
※前回大会の模様
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