【K-1】卜部弘嵩、狂った歯車を直し「世界最強を証明する」
9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』に出場する、第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のコメントが主催者を通じて届いた。
卜部は7月の『Krush.77』で行われた日本対中国の対抗戦で、ジェン・ジュンフェンに判定負けし現在3連敗中。そこから2カ月という短いスパンでの連戦となる。
今回の対戦相手は元IT’S SHOWTIME世界-61kg級王者・山本真弘(N.F.T.T.)。2016年4月の-60kg(現スーパー・フェザー級)日本代表決定トーナメント以来、久々のK-1出場となる山本は、70戦以上の戦績を持つ34歳のベテラン。今まで、様々な国内外のタイトルを獲ってきたが最近は黒星が目立ち、現在2連敗中。
両者は2014年8月9日に対戦しており(卜部が判定勝ち)これが約3年ぶりの再戦に。今回はともに再起を懸けたサバイバルマッチとなる。
2カ月のスパンで出場する事について「(前回の)試合が終わって納得いかなかった部分があって、自分の中でそれを解決するには試合をするしかないと思っていました」と理由を語り、「間違いなく倒せる相手だったんですよ。それが出来なかったのは自分の中で何かが狂っているわけで……それを認めたくない部分もあったり、色んな感情がありました」とあの敗戦が相当悔しかったようだ。
しかし「冷静に考えてその狂いの直し方も分かってきたので、あとちょっとかなと思います」とスランプ脱出が見えてきたという。
3年振りとなる山本との対戦については「(いつかまた戦うかもしれないとは)考えていなかったですね。ただ僕は去年から今年の7月までずっとサウスポーと試合が続いていて、サウスポー対策をやり続けてきたんですよね(※当初7月大会で対戦予定だった相手はサウスポーだった)。その成果を今回やっと生かせるのかなと思います」とサウスポー対策も万全。
今回の試合が「復活」や「かつて時代を作ってきた男たちの戦い」というテーマで見られている事については「周りから期待されているのも分かっていますし、僕自身もっと強くなれると思っています。そういう意味でもただ昔の自分に戻るだけでなく、昔の自分よりも強くなった姿を見せて“復活”するつもりです」と復活とは過去の自分を超える事だと語る。
さらに「僕は決して弱くなっているわけじゃないし、間違いなく強くなっていると思います。それなのに結果が出ていないというか歯車が合っていないというか…表現しづらいですけど。その歯車が合えば間違いなく世界最強を証明できると思います」と力強くコメント。
最後に「前回の試合は結果的には負けていますけど、僕の中で負けたとは思っていない。最後のラウンドも取り返したと思っているし、僕の中ではドローであって負けを認めてない部分もあります。だからあとは結果を出すだけ。前回の試合の続きを見せて最後は僕が勝ちます」と意気込んだ。
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