【UFC】岡見、急遽の出場で2階級上に挑戦は15分間悩んで決断
9月23日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『UFC FIGHT NIGHT JAPAN』の「アルティメット・メディア・デー」(メディア向け取材日)が、20日(水)都内で行われた。
負傷欠場したUFCライトヘビー級5位マウリシオ・“ショーグン”・フア(ブラジル)に代わり、急遽のオファーを受けて2階級上のUFCライトヘビー級7位オヴィンス・サン・プルー(アメリカ)と対戦することになった岡見勇信(和術慧舟會東京道場)。
「もちろん普通の考え方をするとバカげた挑戦だと思う。でも急なオファーで、いろいろなことが重なって出来た縁だと思うので、これは格闘技の神様が挑戦しろと言っているのかなと思って受けました」と無謀は承知の上の岡見。
「周りからは反対の意見もありましたが、今回のオファーに関しては自分で決めようと思って。自分はどうしたいか、15分悩んで、自分がやりたいと思ったので(周りには)事後報告になりました。チャンスだし、頑張って欲しいって意見もありました」と、わずか15分間で決断した。
「UFCがナンバーワンなので、そこで一番になれれば本当に一番になれる。UFCを4年前にリリースされてやり残したことがあったし、自分の周りもUFCに復帰して欲しいって声が強かった。自分は年齢も年齢だし(36歳)、復帰することは普通にやっていても難しい。そういったことも含めて、今回チャンスがあれば挑戦しろってことなのかなって思いました」と、オファーを受けた理由を語った。
「UFCのベルトを獲る」ことだけを目標としてきたという岡見。「その想いはリリースされてからも変わらないですし、もう一度UFCに復帰して挑戦するって想いは持ち続けていました」と言い、「次はウェルター級で新しい選手とやりたい。ミドル級は世代も変わってきましたが、ほぼやってきたかなっていうのがあるので。そういった意味でも新しい階級でチャレンジしたい」と、今後も参戦出来るのであれば今度はウェルター級で勝負したいという。
7月29日に『Professional Fighters League』(WSOFを買収して旗揚げされたアメリカのMMAプロモーション)で試合を行い、「1週間くらい休んで、ハードではないけれどコンディションを作るようには練習していました」と言い、「OSP(オヴィンス・サン・プルー)はライトヘビー級の中でもフィジカルが強い選手だと思うし、身体能力で勝ち上がってきている選手だと思う。
一発一発で勝負してもしょうがないので、彼を慌てさせないといけないし、動かさないといけない。もちろんグラウンドでも勝負しますし、やれることは全部やる。正面からぶつかってもしょうがないのでその辺は頭を使いながらやります」と、文字通りの総力戦を挑むと話した。
そして「全部出し切ること。岡見勇信を出し切ること。それを見てもらえれば」とファンにメッセージを送った。
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