【ボクシング】比嘉、井岡との年内統一戦は断念し次回は沖縄凱旋へ
10月22日(日)東京・両国国技館にて、WBC世界フライ級王座初防衛に成功した王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)が、23日(月)都内にて一夜明け会見を行った。
「とりあえずホッとしております。ゆっくり眠れないんですが、普通の暇な時間がありがたく感じられます。試合後は具志堅ジムの向かいのジョナサンへ行ってご飯を食べて、沖縄(応援団)の集まりで新橋に行って家に帰ったのが2時。そこから携帯電話をいじって、7時から8時まで寝てご飯を食べました。それからずっと起きています。筋肉痛が凄いですが、何の問題もないです」と比嘉。
そんな比嘉に具志堅用高会長は「どんどん試合をしないと名前を忘れられちゃう。半年に1回は長すぎる。昔は90日に1回指名試合があったからね。どんどん試合をすれば名前が知られる」と、試合間隔を出来るだけ詰めていきたいという。
次回については「次が指名試合になるかどうかにかかっているけれど、1月か2月に沖縄で試合がしたい。だから正月はないですね。私が現役の時は1月に試合が組まれていたから一度もお正月はなかった」と、地元・沖縄での防衛戦を計画しているという。
それを聞いた比嘉は「沖縄で試合が出来るのは嬉しいけれど、(正月は)ないんだなと。初耳でした。でも大みそかにやるつもりだったので、ありがとうございます。やらせてください」と、正月休みがないことにはややガッカリしながらも地元凱旋試合に意欲を示した。
また、具志堅会長が年末での実現へ向けて動いていたWBA世界フライ級王者・井岡一翔との王座統一戦については「ダメみたいだ」と年内での実現は断念した様子。
「現在ファンが一番望んでいるカードでしょう。こんなにたくさんチャンピオンがいたら誰がチャンピオンか分からない。ファンにも分かりやすくしないと。チャンピオンが多すぎるのも困りものなので、どんどん統一戦をやっていって価値を高めないといけない」と、比嘉がフライ級のリミットを保てるであろう1年以内に実現させたいと語った。
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