【ボクシング】拳四朗が公開練習「全ての試合の中で一番インパクト残したい」
12月30日(土)、横浜文化体育館にて開催されるWBC世界ライトフライ級(48.98 kg以下)タイトルマッチに向け、拳四朗(25=BMB)が17日、都内ジムにて練習を公開した。
2度目の防衛戦となる拳四朗の相手は同級11位のヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)。
ペドロサは18勝(8KO)3敗2分の戦績で、パナマスーパーフライ級王座、WBAカリブ海スーパーフライ級王座などのローカルタイトルを5つ獲得。現在7連勝中で、KO率は35%(拳四朗は45%)。世界タイトル挑戦は今回が初。
公開練習では15年9月に日本ライトフライ級王者となり、同年12月に拳四朗に判定で敗れ王座陥落した堀川謙一(37=三迫)相手に2Rスパーリングを行った。
10月の初防衛戦でペドロ・ゲバラ(28=メキシコ)をボディ攻めしたように、このスパーリングでもボディを多用。好調をうかがわせた。
拳四朗は練習後の囲み会見で「1月6日が誕生日なので勝って誕生日を迎えたい。年末たくさんボクシングの試合がある中で一番インパクトのある試合をしたい。」とコメント。記者からKOするならボディか、との問いに「左ボディで」と自信を見せた。
相手に対して拳四朗の父であり、BMBジムの寺地会長は、対戦相手について「パンチを振り回すタイプなのでそこに気をつける。(拳四朗がこれまで世界戦で戦った)ロペス、ゲバラに比べればワンランク落ちるが、世界ランカーなので。それだけの実力があるということ。油断しないで捌けば勝てると思います」とコメント。パンチを振り回すファイターにうまく捌いて得意のボディでKOし、大きなインパクトを残したいところだ。
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