【RIZIN】那須川天心に挑む中村優作「僕が倒しに行く」
5月6日(日)マリンメッセ福岡で開催される『RIZIN.10』の追加対戦カードが、4月5日(木)都内で行われた記者会見で発表された。
RISEバンタム級王者・那須川天心(19=TARGET/Cygames)の対戦相手は、初代WSOF-GCフライ級王者・中村優作(31=チーム・アルファメール・ジャパン)に決定。RIZINキックボクシングルール、58.0kg契約、3分3Rで対戦する。
那須川は通常55.0kgで試合を行い、昨年大みそかのRIZINキックボクシングトーナメントでは57.0kgで優勝したが、今回はさらに重い58.0kgでの契約体重となった。
中村は日本拳法出身のMMA(総合格闘技)ファイターで、遠い間合いから飛び込む強烈なパンチを武器に国内外で活躍。戦績は14勝4敗1分で7勝がKOによるもの。2013年8月から負けなしで現在9連勝。日本拳法出身の格闘家には元WBC&WBA世界スーパーフライ級王者・渡辺二郎や、キックボクシングで“マッハパンチ”の異名をとった猪狩元秀、K-1で活躍した長島☆自演乙☆雄一郎などがおり、いずれの選手も強打の持ち主。
「僕は3歳から日本拳法をやっていて、今も週に1回は道場に通っています。日本拳法そのものが僕の格闘技なので、そこに自信は凄くあります。今回ルールは違いますがパンチや蹴りが当たれば倒せる自信はあります。僕の踏み込みは速いっすよ」と打倒・那須川に自信を見せ、「基本的にはいつも通りのスタイルで戦います。天心君のことは毎日、朝から晩まで考えています」と、中村はこの一戦に集中しているという。
今回、キックルールにも関わらず那須川との試合を受けたのは「世界最強と言われる那須川天心選手と出来る、総合格闘家でこの選手と試合が出来るのは幸せなことじゃないですか。このオファーが来た時にワクワクしましたね。ルールの違いはありますが、そんなん関係なく絶対やってみたいと思ったので受けました」と、ルールに関係なく那須川と対戦してみたかったと理由を語った。
さらには「もう倒すか倒されるかだと思っているので、僕が倒しに行きます」とKO狙いで挑むと宣言。
那須川は「日本拳法のことは知っています。パンチが真っすぐ、縦拳で伸びてくるイメージです」と“日拳ストレート”と呼ばれる日本拳法最大の武器を知っているようだ。そして中村のコメントに対して「踏み込みは相当速いと思いますが、自分も日本拳法に負けないような速い踏み込みを持っているので負けないです」と応じる。
2月のスアキム戦では左足中指を骨折したが「医者には完治するまで6~7週間かかると言われたんですが、2週間で痛くなくなって“いいのかな?”と思いつつ蹴り始めました。もう痛くないです」と、問題はないと答えた。
<決定対戦カード>
▼RIZINキックボクシングルール 58.0kg契約 3分3R
那須川天心(19=TARGET/Cygames/RISEバンタム級王者、ISKAオリエンタルルール世界同級王者)
vs
中村優作(31=チーム・アルファメール・ジャパン/初代WSOF-GCフライ級王者)
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