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【K-1】3年ぶりに開催のK-1GP決勝でミルコが初優勝!

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2013/03/16(土)UP

K-1 Global
「K-1 WORLD GP FINAL IN ZAGREB」
2013年3月15日(金・現地時間)クロアチア・アリーナ・ザグレブ 

▼K-1 WORLD GP FINAL(決勝) 3分3R延長2R
○ミルコ・クロコップ(クロアチア)
判定
●イスマエル・ロント(スリナム)

 2010年12月以来、約3年ぶりに行われたヘビー級トーナメントの決勝戦。

 1R、左ジャブをつくロントは前蹴り、右ハイ。ミルコはじっくりと様子をうかがいながら一気にパンチでコーナーにつめる。ミルコは左ハイ。じりじりと詰めるロントに対し、ミルコは右ジャブ。ロントは前蹴りでミルコを寄せ付けない。ミルコが前進すると、ロントはヒザを突き刺す。 

 2R、前蹴りで距離をとるロントに対し、ミルコが左ハイでダウンを奪う! ミルコは一気に距離を詰め、パンチ連打で追い込む。ミルコは前進を止めず、ロントはヒザをカウンターで合わせる。ダメージを回復したか、ロントが前進しミルコが下がる。左ハイ、右ストレートでロントがミルコを下がらせたところでゴング。

 3R、じりじりと詰めるロント。飛びヒザ、パンチの連打でミルコを追い込むが、ミルコはクリンチでしのぐ。ロントは前蹴り、ヒザ。ミルコは距離を潰してロントの連打を許さない。逆にミルコがロントをコーナーに押し込んでパンチの連打。離れ際には左ハイ。ロントは飛びヒザ。巻き返しを狙うロントは前蹴りからパンチ連打で攻めるが、ミルコが距離を潰す。ここで終了のゴング。2Rにダウンを奪ったミルコが勝利し、地元クロアチアで悲願のK-1初制覇を果たした。 


 

▼K-1 WORLD GP FINAL4(準決勝) 3分3R延長1R
○イスマエル・ロント(スリナム)
TKO 2R
●ゼパッド・ポトラック(ボスニア) ※バダ・ハリが棄権したため

 ファイナル4進出を決めたハリが負傷棄権となり、代替選手としてリザーブマッチを制したポトラックが出場した。

 1R、プレッシャーをかけるロントは蹴り主体の攻めを見せる。ポトラックが前に出るとテンポよく前蹴りを決め、右ローにつなぐ。なかなか前に出られないポトラックはフックを当てる場面もあったが、ロントは詰めさせない。

 2R、ロントは前蹴りで距離を保ち、一気に距離を詰めると飛びヒザ。パンチで出るポトラックだが、ロントの前蹴り連打。さらに顔面前蹴りをくらったところでポトラックは嫌がるように背中を向けたところでセコンドからタオルが投入。ロントがTKO勝ちで決勝進出を決めた。


 

▼K-1 WORLD GP FINAL4(準決勝) 3分3R延長1R
○ミルコ・クロコップ(クロアチア)
判定
●パヴェル・ズラフリオフ(ロシア)

 1R、パヴェルが左ジャブ、前蹴り。ミルコはパヴェルの攻撃をかわしワンツー。パヴェルがパンチを出すと、ミルコはバックステップ。距離を潰すパヴェルに対し、ミルコが左ハイ。パヴェルは積極的に前進しロー。

 2R、ミルコは左ハイも空を切る。1Rよりも前に出るパヴェル。むるこは右ジャブで距離をとり、パヴェルが前に出てくるとクリンチを仕掛ける。ミルコはワンツーで飛び出しクリンチへ。距離が開くと、強烈な左ミドルを叩き込む。パヴェルが体勢を崩すとミルコが飛び出して連打をお見舞いするが捕らえきれない。

 3R、パヴェルが前蹴り。パヴェルの突進を闘牛士のように交わすミルコ。ミルコは右ジャブで距離をとり、左ミドル。パヴェルが強打の左フックを振り回すが、ミルコはスウェーでかわす。ミルコは右ジャブで突き放し、パヴェルが出ればクリンチで組み付いて相手にペースを握らせない。主導権を握り続けたミルコが決勝進出。


 

▼K-1 WORLD GP FINAL8(準々決勝) 3分3R延長1R
○イスマエル・ロント(スリナム)
TKO 3R
●ヘスディ・カラケス(エジプト)

 1R、ロントがローから飛びヒザ。大振りのパンチでカラケスを退がらせる。カラケスはコーナーに詰められながらもローを返す。ロントはがんがん前に出続けアッパー、飛びヒザ。距離をとるカラケスはローを出すが、すぐにコーナーに詰められる。ロントはパンチの乱れ打ち。カラケスも左右フックから右ロー。パンチを出しながらロントが前に出続けたところでゴング。

 2R、ロントが大振りのフックで前進すると、カラケスはブロックしながらローを返す。カラケスのローがローブローとなり、試合は一時中断する。再開後、カラケスはミドルを連発するも、ロントの圧力に下がる。ロントは飛びヒザ、アッパー。カラケスがパンチで攻めるも、スウェーで避けると一気にパンチの連打で前に出る。

 3R、ローを出しながら前に出るロント。カラケスは左ハイ。ロントは細かいパンチで出ると、カラケスは前蹴りで突き放す。コーナーに追い込んだロントがパンチ連打から飛びヒザ! これで目の下をカットし大流血のカラケス。ここで試合がストップし、ロントが勝利した。


 

▼K-1 WORLD GP FINAL8(準々決勝) 3分3R延長1R
○バダ・ハリ(モロッコ)
判定
●ザビット・サメドフ(アゼルバイジャン) 

 1R、サメドフがいきなり左ハイ。ハリも右ハイを返す。ジリジリと距離を詰めるサメドフがコーナーに詰めてヒザ。ハリのストレートでサメドフがダウン! ハリが左ローを出すも、これはローブローで試合がストップ。再開後、ハリがコーナーに詰めて右ストレート。逃げるサメドフだが、ハリが右アッパー。サメドフはスリップ気味に倒れる。一気にハリが連打を見せるとサメドフは防戦一方に。打ち合いの中、サメドフのパンチでハリが後ろを向き一瞬ひるむ。

 2R、ハリが左ミドルでじりじりと前進。サメドフが前に出たところでハリはヒザ、右ストレート。サメドフは大振りの左右フックで反撃する。ハリがヒザの連打を見せるも、離れるサメドフがパンチを当てる。サメドフが左右フックの連打を見せ、ハリはテンカオを突きさす。ハリが鼻血を出しドクターチェックが入る。サメドフがローを出し、ハリが組み付いたところでゴング。

 3R、リーチを活かしたパンチで詰めるハリ。サメドフがクリンチで逃げる。サメドフがガンガン打ち合いにいくがハリのパンチでひるむ。コーナーに詰めたハリがパンチでダウンを奪う。サメドフが前に出ると、ハリは飛びヒザ。ハリがサメドフをコーナーに詰めパンチの連打を見舞うと、サメドフは背を向けたところでレフェリーはダウンを宣告する。勝ちを確信したハリが打ち合うことなく、ひたすら下がり続け終了のゴング。ハリが判定勝利した。 


 

▼K-1 WORLD GP FINAL8(準々決勝) 3分3R延長1R
○ミルコ・クロコップ(クロアチア)
判定
●ジャレル・ミラー(アメリカ) 

 1R、手を伸ばして距離をとるミラー。サウスポーのミルコはじりじりと距離を詰める。ミルコがかかと落とし。ミラーはパンチを出すと、ミルコは左ハイ。ジャブを突きながら前進するミラーに、ミルコは左ストレート。ミルコの左ミドルに、ミラーはカウンターで右ストレートを合わせる。

 2R、ミラーがパンチを出して距離を潰すと、ミルコはかわしながら密着し連打を許さない。お互いに組合いながらもヒザを出す展開が目立つ。ミルコが右ハイから一気にパンチの連打で詰めたところでゴング。

 3R、ミラーが勢いよく前に出ると、ここで偶発性のバッティング。お互いに組み合いながら打撃を出す。ミラーが前進するも、ミルコがパンチを出してはすぐに組み付く流れのまま終了のゴング。ミルコが判定勝ちし、準決勝進出を決めた。


 

▼K-1 WORLD GP FINAL8(準々決勝) 3分3R延長1R
○パヴェル・ズラフリオフ(ロシア)
判定
●カタリン・モロサヌ(ルーマニア) 

 1R、カタリンがパワー溢れる左右フックで前進。パヴェルをコーナーに詰めると連打で追い込む。パヴェルはスウェーでかわす。手数を減らさないカタリンは左右フックからロー。パヴェルは下がりながらもテンカオ。カタリンが積極的に攻撃を出すものの、パヴェルが距離を保ち決定打を許さない。

 2R、前進するカタリンに対し、パヴェルは左ジャブをつきながら下がる。カタリンが左右フックに左ロー、パヴェルは下がりつつ左ジャブ。カタリンのテンプルから出血が見られるためにドクターチェックが入る。カタリンはがんがん圧力をかけながら大振りの左フック。パヴェルはパンチを見切りテンカオを返していく。

 3R、カタリンが右ジャブから左ストレート。パヴェルはしっかりとブロックし右ストレート。大振りのパンチの手数を出すカタリンが一気にラッシュ! しかしパヴェルはブロックし、左ジャブから右ストレートで反撃したところでゴング。パヴェルが勝利した。


 

▼K-1 WORLD GP FINAL8リザーブファイト 3分3R延長1R
○ゼパッド・ポトラック(ボスニア)
判定
●セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ) 

 1R、両者ともにローで様子をうかがう。プレッシャーをかけるラシェンコが距離を詰めるも、ポトラックは一定の距離を保ちながらローを返す。ラシェンコが大振りの右フック。ラシェンコがワンツーも、赤がバックステップでかわす。

 2R、今度はポトラックが前に出てロー。ラシェンコもポトラックのローに左右フックをあわせる。積極的にローを蹴っていくポトラック。ロープに詰めて連打を見舞うポトラックだが、ラシェンコはブロック。ポトラックは左ミドルから左ハイ。ラシェンコも左ハイを返す。

 3R、ラシェンコがジャブを出しながら前進。ポトラックは左フックをボディと顔面に散らすが、ラシェンコはプレッシャーを強める。ポトラックは左右パンチの連打。ラシェンコはしっかりブロックし、連打を返していく。ラシェンコがコーナーに詰めてパンチからミドル。お互いにパンチを交錯させるも決定打はなく判定へ。ポトラックが勝利し、トーナメントリザーブの権利を得た。

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