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【K-1】Krush女王・朱里、13戦目でまさかの判定負け

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2015/02/01(日)UP

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K-1 GLOBAL
「K-1 CHINA vs JAPAN」
2015年2月1日(日・現地時間)中国湖南省長沙市「Golden Eagle Culture City」 ※湖南TVスタジオ内

▼K-1ルール 53kg契約 3分3R延長1R
○鄂美蝶(イ・メイディエ/中国/散打王者)
判定
●朱里(ボスジム/Krush女子王者)

 同大会は中国のテレビ局全14チャンネルで放映され、およそ4億人が視聴したという超ビッグマッチ。リングサイド席は日本円にして約8万円、一番安い席でも約2万円の料金設定であったことからも、同大会のスケールがうかがえる。中でもこの一戦の注目度は高く、朱里は中国の空港に着いた瞬間からテレビクルーが密着したほど。イは中国ナンバーワンの実力者という触れ込みで、事実上、日中の頂上対決と期待された。

 朱里は1Rから前に出て圧力をかけ、距離を詰める戦法を取った。「これはいつもの自分のスタイルなので。ふだん、男の人とスパーリングをさせてもらっていることもあって、女の人には力負けしない自信があります。どんどん前に出て、どんどん攻めようと思った」との言葉通り、積極的に前に出る。1R開始早々、サイドキックを狙ったイだが朱里はがっちり防御。その後は圧力をかけていったため、イは得意であるサイドキックやヒザ蹴りを完封され、下半身での攻撃が全くできず。

 イは圧力をかけられると、クリンチで組み付いていく。朱里はクリンチに対し、プッシュして体を離そうとする。この攻防が何度となく続く。ところがレフェリーはイのクリンチに対してではなく、朱里のプッシュに対して終始注意を与える。

 こうして迎えた3R2分45秒、朱里はクリンチに対するプッシュで、レフェリーよりイエローカードが宣告されてしまう。3R通じて、終始優位に立っていた朱里だが、結果はイの判定勝ちというジャッジ。デビューから12戦12勝という驚異の戦績を残していた朱里にとってはなんとも不可解な、そして、残念な初黒星となってしまった。

「何で反則をとられたのかは全くわかりません。アウェイなのは覚悟していましたが、減点をとられて、もし延長になってもいけるとは思っていました」

 思いもよらぬ敗戦。不可解極まりない結末となってしまったが朱里の目はもう次に向いている。

「結果はもう仕方ないです。それよりも今すぐにでも再戦したいです。そして自分の実力を証明したいと思っています。それと、海外での試合は、圧倒的な試合をしてKOやダウンを奪うほどの戦い方をしなくてはいけないと思いました。これからもっともっと練習して強くなります」と語った。

<その他の試合結果>

▼70kg契約 3分3R延長1R
○ジャングルコーキ(Ten Clover Gym)
判定
●Ba Te Er(中国)

▼70kg契約 3分3R延長1R
○Tien Xin(中国)
判定
●吉川英明(チームドラゴン)

▼60kg契約 3分3R延長1R
○北井智大(チームドラゴン)
判定
●Wu Ze(中国)

▼63kg契約 3分3R延長1R
○Wang Zhiwei(中国)
TKO 3R
●中村圭佑(チームドラゴン)

▼70kg契約 3分3R延長1R
○K-Jee(K-1ジムEBISU小比類巻道場)
TKO 3R
●Zang Lei(中国)

▼65kg契約 3分3R延長1R
○吉本光志(1-siam gym/初代RISEスーパーライト級王者)
判定
●Hanji(中国)

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