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【IGF】石井慧が体格で上回るペンにチョークで1R圧勝

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2015/08/29(土)UP

イノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)
「INOKI GENOME FIGHT 4」
2015年8月29日(土)東京・両国国技館

始終石井慧が攻め1R決着に

▼第8試合 IGFルール 5分2R
石井 慧(ブラック・ハウス/レインMMA/第3代IGF王者)
一本 1R3分7秒 ※チョークスリーパー
●ウィリアム・ペン(アメリカ)

 石井がサウスポーから左インローを入れると、ペンは5つの初回KO勝ちを誇る左右のパンチを振るって突進。これは当たらないが、組み付いて石井をコーナーに押し込む。

 しかし石井は体を入れ替え、片足タックルでペンを倒し、立ち上がろうとしたところをバックについてパンチを打ち込む。

 そしてペンをグラウンド仰向けにして左腕にアームロックを狙い、鉄槌でも攻撃。

アームロックは極めそこなった石井だが、再びバックにつき、ペンにチョークスリーパー。これでタップを奪いペンに一本勝ち。1R3分7秒で圧勝した。 

 


 

バーネット(右)と激しく打ち合うトンプソン(左)

▼第10試合 メインイベント IGF WORLD GP TOURNAMENT 2015準決勝 5分2R
○オリィ・トンプソン(イギリス/ZT Fight Skool/元UCMMAヘビー級王者) 
判定3-0
●クリス・バーネット(アメリカ/Hardcore GYM)
※トンプソンが決勝戦に進出 

 オーソドックスのトンプソンにサウスポーのバーネットとケンカ四つの両者。互いにパンチを振るっていくがクリーンヒットは上げられず、その後の組み合いではどちらもテイクダウンに至らず、膠着でレフェリーにブレイクされる。跳び二段蹴りを放って観客を沸かせるバーネットだが、やはりこれも有効打とはならない。

 2Rも両者テイクダウンを奪えずにいたが、トンプソンのプッシングにバーネットはバランスを崩し、後転するようにマットへ倒れ込む。

 トンプソンはすぐに追ってパウンドをまとめ、バーネットはこれにさほどダメージを受けていないようだったが、スタミナの消耗が見られる。

 得意の後ろ回し蹴りを放つが、トンプソンにかわされ不発。

 判定は三者がいずれも20-19でトンプソンを支持し、決勝進出を決めた。

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