【勇誠会】ROAD FCイ・サン・スーが過激な無差別級トーナメント制覇
空手道勇誠会
「第19回全日本格闘空手選手権大会」
2016年5月1日(日)大阪・世界館
▼第16試合 トーナメント決勝戦
○イ・サン・スー(韓国)
一本 ※アームバー
●内林‘AGO’直哉(拳愛会)
※イがトーナメント優勝
このトーナメントは通常のフルコンタクト空手ルールに加え、つかみ、投げ、絞め技、関節技、金的への攻撃が認められ、延長戦からは顔面への手技による攻撃(準決勝までは掌底)も許される、体重無差別の過激ルールで行われる。
決勝戦に進出したのは、ROAD FCからの刺客イ(105kg)と伝統派空手の内林(60kg)。開始早々、パワーで攻めるイ。内林は反撃の糸口を掴めず、そのまま捕まり投げられてしまう。イは得意のアームバーを仕掛け一本勝ち。イが優勝賞金100万円を手にした。
▼第15試合 3位決定戦
○大脇嘉南人
不戦勝 ※宇山が負傷
●宇山亮太(KFG)
※大脇が3位
▼第14試合 トーナメント準決勝
○内林‘AGO’直哉(拳愛会)
判定4-0
●大脇嘉南人
投げ技を得意とする大脇に対し、最軽量伝統派空手の内林はスピードを活かした突きを入れるもののダメージを与えられず。大脇が投げを放った際に、受け身の体勢が入れ替わった瞬間に内林が脇腹へ突きを入れる。これで大脇はスタミナ切れを起こし、内林が判定4-0の逆転勝利。
▼第13試合 トーナメント準決勝
○イ・サン・スー(韓国)
判定4-0
●宇山亮太(KFG)
準決勝からはオープンフィンガーを付け、ルールはほぼMMA。ここまで小型ながら奮闘した宇山だが、イに打ち勝てず、鼻を粉砕され力尽きた。
▼第12試合 トーナメント二回戦
○大脇嘉南人
判定4-0
●加藤秀学(志焔塾)
※大脇が準決勝に進出
加藤はローキックを仕掛けて行くも接近すれば大脇に捕まり、投げ地獄に捕まる。そのままダメージを与えた大脇が4-0の快勝。
▼第11試合 トーナメント二回戦
○内林‘AGO’直哉(拳愛会)
再延長3-1
●松本 昇
巨体の松本は軽量級・内林に襲いかかる。内林は逃げながらも随所で攻撃を加え、松本有利なまま本戦終了。延長になってもこの図式は変わらず、大きな松本にやや疲れが生じてくるも、ここも判定は引き分け。
再延長、素早い攻撃を仕掛けた内林が巨漢松本を手数で上回り、3-1判定勝ち。
▼第10試合 トーナメント二回戦
○イ・サン・スー(韓国)
不戦勝
●オーデマン(スフィーダ)
※サンスーが準決勝に進出
オーデマンは一回戦の瀧川戦で足を負傷し棄権、イの不戦勝となった。
▼第9試合 トーナメント二回戦
○宇山亮太(KFG)
一本
●キム・チャンヒョン(韓国)
荒々しい攻撃の韓国キムだが、宇山は落ち着いて金的を入れ有効。取り返したいキムが焦って投げに行った際、受け身を失敗したキムが腕を負傷し、宇山の一本勝ちとなった。
▼第8試合 トーナメント一回戦
○加藤秀学(志焔塾)
判定3-0
●薮英平(心武館/元SBヘビー級2位)
打撃戦となり、ローキック、ヒザ、突きと攻め抜いた加藤が、ほぼ試合を優位に進め、本戦3-0で勝利した。
▼第7試合 トーナメント一回戦
○大脇嘉南人
判定4-0
●山下敦央(空手道ひとり)
柔道の猛者・大脇とフルコンタクト空手・山下の対戦は、大脇が山下を投げ続け何もさせず、本戦判定4-0で勝利した。
▼第6試合 トーナメント一回戦
○内林‘AGO’直哉(拳愛会)
判定4-0
●キム・チャンヒ(韓国)
今大会最重量140kgのチャンヒに対し、内林は65kg。内林は2日前に同会場でMMAの試合を60kg契約で行っており、短いスパンでの出場。キムは巨体を活かし前へ前へ圧力をかけるも、内林がダメージを抑え、延長戦に突入。ここで内林の金的が決まり、4-0の判定勝ちをもぎ取った。
▼第5試合 トーナメント一回戦
○松本 昇
判定3-0
●吉野大希(灘柔心館)
顔面打撃で吉野をメッタ打ちにする松本だが、吉野は執念で足を取りに行き、何度も松本を転ばす。投げも決める吉野だったが、ダメージを与えた松本に判定3-0の旗が上がった。
▼第4試合 トーナメント一回戦
○オーデマン(スフィーダ)
延長判定4-0
●瀧川リョウ(RKS)
オーデマンは過去アクセルで反則によるダメージで瀧川に反則勝ちをしているものの、後味の悪い結果に再戦を希望していた。気合の入ったオーデマンは瀧川に再三投げを決め、試合を優位に進める。瀧川も打撃で反撃するが、判定は引き分け。延長戦、オーデマンの執念が上回り見事4-0で瀧川を完封した。
▼第3試合 トーナメント一回戦
○イ・サンスー(韓国)
判定4-0
●渡岡哲朗(顕修塾)
グローブ空手の渡岡vsイはテクニックに勝るイが果敢に攻め、後半サミングでの注意を受けながらも渡岡を圧倒した。
▼第2試合 トーナメント一回戦
○宇山亮太(KFG)
判定4-0
●松本真和(TOPKING)
松本が長身からのリーチ差を使い宇山を攻めるが、後半に宇山の狙い済ました掌底打ちを顎に貰った松本はガクッと崩れる。宇山が技ありを取っての4-0勝利。
▼第1試合 トーナメント一回戦
○キム・チャンヒョン(韓国)
延長R 棄権
●ササキ・テルミパス(ハードコンバット)
※キムが二回戦に進出
ササキがフルコン空手ばりの突きラッシュでキムをロープに追い込むも、組み技を仕掛けられ本戦決着付かず。スタミナ切れでササキが延長戦を棄権したため、キムが勝利となった。
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