【UFC JAPAN】ダウンさせた石原夜叉坊がローブローに苦しみながらも勝つ
UFC
「UFC FIGHT NIGHT JAPAN」
2017年9月23日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第6試合 フェザー級 5分3R
〇石原“夜叉坊”暉仁(Team Alphamale Japan)
判定3-0 ※28-27、28-27、29-27
●ロランド・ディ(フィリピン)
石原は修斗でプロデビューし、2015年に開催された「Road to UFC JAPAN」トーナメントに参戦。決勝まで勝ち上がり、同年9月にさいたまスーパーアリーナで開催されたUFC日本大会でUFCとの本契約を懸けて廣田瑞人と対戦。試合はドローとなったが、両選手ともUFCとの契約を勝ち取った。
そして2016年3月から本格参戦を果たすと、2試合連続で左フックからのパウンドでKO勝ち。しかし、同年11月の3戦目で初黒星を喫し、今年1月の4戦目も敗れて連敗を喫してしまった。
今回の対戦相手ディは6月のシンガポール大会でUFCに初参戦するも、ドクターストップによるTKO負けを喫している。ボクシングの元世界王者ロランド・ナバレッテの息子で、アマチュアMMAで6戦無敗、プロでは8勝5敗。2度のKO勝ちと2度の関節・絞め技による一本勝ちがある。
1R序盤、蹴りでけん制していた石原が左フックでディをダウンさせる。石原はすかさずパウンドを打ち込み、立ち上がったディをテイクダウンさせて強烈なパウンドとエルボー。石原が上から殴り続けて初回を終えた。
2R、石原は左ミドルからパンチにつなぐが、ディのヒザ蹴りが急所に入って試合は一時中断。再開後、パワフルな右ミドルとワンツーでデイがヒットを奪っていく。デイは石原の左カウンターを警戒してか、待ちの姿勢に。左ローを蹴る石原だが、左ストレートはかわされてしまう。ディは返しの右フックを当てていく。
3R、左右フックを繰り出した石原にデイは首相撲からのヒザ蹴り。両ヒザを着いた石原だが、タックルでディを金網まで押し込む。離れると石原のパンチに合わせたディのヒザ蹴りがカウンターで下腹部に入ってしまう。
中断から再開後、左ハイから組み付く石原だが、右エルボーをもらって離れる。そこへディが当たりは浅いが右ハイ。ここでまたもディの蹴りが石原の下腹部を直撃。悶絶する石原。ディにはブーイングが浴びせられ、石原を励ます手拍子が鳴り響く。ディは1点減点。
再開後すぐにテイクダウンを奪った石原。ディはすぐに立ち上がる。パンチとエルボーで前に出るディに、ハイキックと左フックを狙う石原。勝敗は判定に持ち込まれ、1Rに大きな見せ場を作った石原が判定勝ち。
勝利者インタビューを受けた石原、「日本最高、ほんま自分のホームです。フィニッシュにつなげたかったが、最後は集中が切れちゃって。KO出来なくてごめんなさい。とりあえず2連敗して日本で仕切り直しが出来たのでよかったです。ここから頑張ります」と巻き返しをはかると語った。
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