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【月間ベストファイター・2月】原口健飛、白鳥大珠との”ギリギリ”試合で「那須川天心の気持ちがわかった」次は世界へ

■目指すは逆輸入ファイター「堀口恭司選手みたいになりたい」  

白鳥への勝利が第二章のはじまりとなった

 原口は試合後のインタビューで「今日は第二章のスタート」と語っていた。その意味について聞くと「第一章は、日本最強。白鳥選手と『DEAD OR ALIVE 2020』(DOA)の決勝で戦って優勝するつもりだった。DOA制覇と白鳥選手に勝利すること。結果的に別々になったけれど、両方獲れて日本最強が完成した」と国内制覇が第一章だったと語る。

 そして第二章は「世界挑戦です。ペットパノムルンと戦って、勝ったら世界挑戦が成立する。勝ってGLORYのタイトルに挑戦出来るようになることが、第2章。僕はこっち(日本)の試合では絶対に勝つつもりでいる。もう日本人とやるつもりは無くて、後はRIZINなどで強い外国人とやれるならやるくらい。世界への挑戦権を得るのが第2章」と世界制覇ではなく、挑戦自体が第二章だと言う。

GLORY2階級制覇・ロスマレン(右)を伝家の宝刀・左ミドルで攻め立て王座を奪ったペットパノムルン(左)

 さらに「第三章は、世界制覇からスタートして、最終章に向ける。GLORYでペットパノムルンの王座を勝ち獲って、GLORYで防衛する。逆輸入の選手になります。堀口恭司選手みたく、ベラトールに行って王座を獲り帰ってくるような」と海外を主戦場にするつもりだ。

 その先のことを聞くと「ONEなどに行くつもりは今の所ない。GLORYで世界を獲ったら、関西で興行をやってみたい」と世界から地元にフォーカスしたいと言う。「優勝者にはRISEに出場する権利を与えてもらったり、MVPは後楽園ホールに出ることが出来たり。関西にはチャンスが無いから、夢を与えていきたい。僕にしか出来ないかな。そんな興行ができるまで稼ぎたい」と同じ関西の選手たちが全国に羽ばたくチャンスを作るイベントを作りたいのだと言う。

 そして原口は「僕はいつか終わる、格闘家として。でも引退しても魔裟斗さんみたいに格闘技に携わっていきたいし、RISEにも貢献していきたいと思ってる」と熱く語った。

▶︎次ページは「次戦GOLORY王者ペットパノムルン戦は『原口でも厳しい』と言われるが…」

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