【5月・ベストファイター】空道世界選手権を制した岩﨑大河、頭突きKOの理由とUFCへの夢
毎月イーファイトのサイト名にちなんでより良い試合をした選手に贈られる、格闘技月間ベストファイター賞。2023年5月のベストファイターは、2023年5月13日(土)、14日(日)に東京・国立代々木競技場 第二体育館にて開催された『2023 北斗旗 第6回世界空道選手権大会』の270+クラスでトーナメントを勝ち抜き、世界大会で初優勝を果たした岩﨑大河に決定した。(2023年6月21日UP)
PROFILE 岩﨑 大河 Taiga Iwasaki 1997年7月7日生まれ(25歳)新潟県出身 小学生で空道を始め、2017年・2018年・2022年に全日本空道体力別選手権大会260+クラス優勝、2019年の全日本空道無差別選手権大会で準優勝、2022年アジア空道選抜選手権大会270+クラス優勝などの実績を積む。 2023年5月13日(土)〜14日(日)に開催された『2023 北斗旗 第6回世界空道選手権大会』で自身2回目の世界選手権出場。決勝戦に進出すると衝撃の頭突き連打でKO、客席を沸かせて見事優勝に輝いた。 MMAでも活躍中で、2020年6月プロデビューから9戦8勝(4KO2S)1敗の戦績を残している。 |
選考理由
1、東孝・大道塾塾長の死去やコロナ問題の中で開催された、空道世界選手権の最重量級において、決勝で海外の選手を頭突きというこの競技ならではの技術でKO
2、13年振りに世界王座を日本にもたらした
選考委員
格闘技雑誌Fight&Lifeとイーファイトの全スタッフ
受賞された岩﨑選手には、ゴールドジムより以下の賞品(アルティメットフレキシジョイントUC–Ⅱ 1個、マルチビタミン&ミネラル 1個、アミノ12パウダー 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。
アルティメットフレキシジョイントUC-Ⅱ® | マルチビタミン&ミネラル | アミノ12パウダー
BCAAなど体内で合成できない必須アミノ酸を8種類配合。身体作りに好適なアルギニン、オルニチン、グルタミン、グリシン配合。飲みやすいオレンジ風味。 |
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贈呈:ゴールドジム
ベストファイター記念インタビュー
■決勝でフィニッシュした頭突きの感覚は「体に沁み込んでいた」
5月13、14日に空道主催『北斗旗 第6回世界空道選手権大会』が東京・国立代々木競技場 第二体育館にて開催され、世界29ヵ国から集結、男子6クラス、女子2クラスで開催された。
中でも最も注目されていたのは、270+クラス(身体指数<身長センチ+体重キロの数値>が270超のカテゴリー)に出場した、MMAでも活躍する岩﨑大河(25)だった。
空道では昨年の全日本体重別で3度目の優勝、この勢いで今大会も決勝に進み、イタリアの警察官アドリーノ・リビオ・メネゲッティに対し延長戦、スタンドで掴みながら頭突き連打で豪快KO!初優勝に輝いた。
場内をどよめかせたあの頭突きフィニッシュは‟空道における頂点を、空道のアイデンティティたる技で獲る”ということを意識してのものだったのか?
「いえ。空道をずっと続けてきて、体に沁み込んでいたものが出ただけで、頑張って出したわけではないです」と岩﨑は答えた。
小学校入学時に体重が35キロ(≒小学5年男子の平均体重)あり、ダイエットのために親に道場に連れていかれたのがはじまりだという岩﨑の空道歴は20年近い。
近年は空道と並行してプロMMAでも闘いを重ね、昨年12月の『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島』で元ベラトール王者ラファエル・ロバトJrに敗れるまで8戦8勝のプロ戦績を残しているが、MMAにおける首相撲やグラウンドでのグラップリングの攻防で相手の顎の下を頭で押す際、空道で養った頭突きの感覚が活きているともいう。
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