【空道】“MMA8戦8勝”岩﨑大河が国際大会で初優勝=2022アジア空道選抜選手権大会
アジア・オセアニア空道委員会
『2022 アジア空道選抜選手権大会』
2022年11月13日(日)カメイアリーナ仙台
▼270+クラス決勝戦
〇岩﨑大河 (日本・大道塾総本部)
本戦 8ポイント先取による優勢勝ち
●長沢 新 (日本・大道塾岸和田支部)
※本戦、岩﨑がマウントパンチで効果(1ポイント)を1回、右上段回し蹴りで技有り(4ポイント)を1回、グラウンド打撃で技有り(4ポイント)を1回、獲得
空道(くうどう)とは、「空手+柔道」、あるいは「ムエタイ+ブラジリアン柔術」的な着衣総合格闘技。道着と顔面防具を着用し、顔面への頭突きや掌底を含む打撃、投げ、寝技が認められる。
来年2023年5月13日~14日に国立代々木競技場第2体育館で開催される、4年に一度の世界選手権に向けては、世界各地域で、出場権を争う大会が実施されており、韓国・モンゴル・インド・タイ・日本の選手が競った今回のアジア選抜大会は、日本代表を決めるための最終選考大会であった。
270+クラス(身体指数<身長センチ+体重キロの数値>が270超のカテゴリー)には、修斗やパンクラスのケージで8戦8勝の岩﨑大河が出場。初戦は肩固めで一本勝ち、決勝はスタンドでの打撃でダウン(技有り=4ポイント)、グラウンドでの打撃でも5ポイントを奪い、レスリングにおけるテクニカルフォール的な圧勝(空道では8ポイントを先取するとその時点で勝利)を収めた。
国内の大会では体格を活かして圧倒的な強さをみせる機会の多い岩﨑だが、実は、U19(≒高校生)時代から、国際大会となると、同等あるいは岩﨑以上の体力を誇るユーラシア各国の選手に敗れる結果が続いている。無着衣のMMAに取り組みはじめたのは、前回世界選手権(2018年)にロシア人に敗れたのを機に、打開策を得ようと考えたため。
今回、国際大会での初優勝を遂げ「環境を変え、寝技の攻防を磨いたことがいい方向に出ていると思っています。(来年の世界選手権での)対ロシア、自信はあります」と、力強く語った。
▶︎次ページは【動画】岩﨑の上段回し蹴りで相手がダウンする瞬間
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