【8月・ベストファイター】南原健太、大逆転KOでRISEライトヘビー級王者に!その原点は極真の“一撃”にあった
毎月イーファイトのサイト名にちなんで、より良い試合をした選手に贈られる、GOLD’S GYM Presents格闘技月間ベストファイター賞。2023年8月のベストファイターは、2023年8月18日(金)東京・後楽園ホールで開催された『RISE 171』の第2代RISEライトヘビー級(-90kg)王座決定戦でコントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ/JM Boxinggym)を2R KOで下した南原健太(日本/極真会館)に決定した。(2023年9月23日UP)
PROFILE 南原健太 Nanbara Kenta 1998年5月2日生まれ(25歳)東京都板橋区出身 幼少の頃から極真空手を学んできた南原は、21年7月にRISEでプロデビューをはたすと連勝街道を突き進み、翌22年には極真会館主催の全日本体重別選手権の男子軽重量級(-90kg)で優勝を果たした。 |
選考理由
1、第2代RISEライトヘビー級王座を戴冠
2、ダウンを喫しピンチの中、逆転KO勝利
3、極真空手とキックで活躍し“一撃”披露
選考委員
格闘技雑誌Fight&Lifeとイーファイトの全スタッフ
受賞された南原選手には、ゴールドジムより以下の賞品(アルティメットフレキシジョイントUC–Ⅱ 1個、マルチビタミン&ミネラル 1個、アミノ12パウダー 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。
アルティメットフレキシジョイントUC-Ⅱ® | マルチビタミン&ミネラル | アミノ12パウダー
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贈呈:ゴールドジム
ベストファイター記念インタビュー
■1Rに右フックでダウンを喫し万事休す
南原は、今回のコントゥアラーイ戦に向けて、「5ラウンドを戦い抜くつもりでいました」と過酷な走り込みやミット稽古、ビッグミットでのスタミナづくりをしてきたという。ビッグミットは、蹴りやパンチを素早く連打してスピードやスタミナ強化を図る、空手時代から取り組んでいる稽古法。南原いわく「走り込みよりも、試合と疲れ方が似ている」ことからキックの練習でも続けているそうだ。
十分なスタミナを用意してきたのは、足を使って戦う作戦を取るため。遠目からジャブを放って距離を保ち、得意の蹴りで削っていく。それが今回の戦略だった。身長170cmのコントゥアラーイに対して、南原は186cm。身長16cmの差と南原は蹴りが得意なことも含めると、距離を作って蹴りで攻めるのはセオリー通りの戦略ともいってもよかった。ところが1ラウンドに南原は序盤こそローキックと前蹴りを放つも、コントゥアラーイに距離を潰されて右フックをもらい、いきなりダウンを喫してしまった。
南原は、「真下からパンチが飛んできたので、まったく軌道が見えませんでした」とパンチの衝撃がアゴに走り、気付いたらマットに倒れていたそうだ。練習してきたことは、何だったのか。南原は、距離を取れずにパンチをもらってしまった原因について、こう振り返った。
「これまで(“ブラックパンサー”)ベイノア先輩や清水賢吾先輩がRISEのベルトを巻く姿を見て、自分も憧れていました。空手は優勝すると大きいトロフィーをもらえますが、ベルトはまた違う価値観があります。そうしたベルトへの思いが人一倍ある中、会場に応援団がたくさん来てくださって、つい熱くなり気持ちが前面に出てしまいました。そして、距離が近くなってしまったんです」
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