4月のベストファイターは極真世界体重別大会初制覇の小城みなみ! 長身でキラキラ美人の”歯科衛生”大学生

毎月イーファイトのサイト名にちなんで、より良い試合をした選手に贈られる、GOLD’S GYM Presents格闘技月間ベストファイター賞。2025年4月のベストファイターは2025年4月27日、東京体育館で開催された極真会館『第7回全世界体重別空手道選手権大会』で日本女子選手で唯一優勝した小城みなみに決定した。(2025年5月21日UP)
PROFILE ・主な戦績 |
選考理由
1.国家試験を目指しながら世界大会で優勝
2.女子3階級の中で唯一の日本人優勝
選考委員
格闘技雑誌Fight&Lifeとイーファイトの全スタッフ
受賞された小城選手には、ゴールドジムより以下の賞品(アルティメットフレキシジョイントUC–Ⅱ 1個、マルチビタミン&ミネラル 1個、アミノ12パウダー 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。
贈呈:ゴールドジム 2025年4月27日、東京体育館で開催された極真会館『第7回全世界体重別空手道選手権大会』の女子では小城みなみが女子中量級(-65kg)で優勝。女子の日本選手では唯一の優勝となった。
小城は現在、千葉県内の歯科衛生学を専攻する大学4年生。来春に国家試験を控えるも毎日空手の練習を欠かさない。身長170cmでスラリと背が高く、美しい新世界チャンピオンの姿はキラキラと輝いていた。
この大会は4年に一度開催され、今回は男子4階級、女子は3階級で競われた。小城は中量級に出場し強豪外国人選手を次々と下し準決勝は一昨年の世界大会4位コズロワ・エカテリーナ(I.K.O.ロシア)を撃破。決勝は、知念琉花と接近戦で競り合う展開だったが、延長戦で小城が冷静に距離を取ると、上段・下段蹴りに加えてヒザ蹴りでペースを握り、終盤には突きの連打で知念を圧倒。判定5-0で見事に勝利を収めた。
■試合は『受け返しを的確に行うこと』『技ありにつながる流れを作ること』を意識して臨んだ
小城は試合を振り返って「正直に言うと、すべての試合が本当にきつかったです。しかし、その中でも最も苦しかったのは決勝戦でした。相手選手が自分と似た体格だったこともあり、距離感やリズムを掴むのが非常に難しく、思うような展開を作ることができませんでした。何度も苦しい時間が続きましたが、最後まで諦めずに戦い抜いたことが、自信にもつながったと感じています」と語る。
続けて「昨年の無差別全日本大会を経験したことで、自分の距離を保ちつつ、迷わず技を出すことの大切さを学びました。今回の試合では、『自分のペースで戦うこと』『受け返しを的確に行うこと』『技ありにつながる流れを作ること』を意識して臨みました。もちろん、まだ課題は多くありますが、少しずつ理想とする試合運びに近づけている手応えも感じており、今後に活かしていきたいと考えています」と今回の試合経験を今後に活かしていく意向を示した。
ちなみに、延長戦2度目でも決着がつかなければ、板の試し割りに移り、割った枚数の多い方が勝ちとなるが、そのことを質問すると、小城は「やったことがないので、もし板割りになったら覚悟を決めてやろうと思っていました。最低枚数の3枚以上に挑戦して『当たって砕けろ』でやろうと考えていたんです」と語り、冗談交じりにその覚悟を見せてくれた。だからこそ、本戦で決着をつけられるように必死で戦っていたという。しかし、世界チャンピオンの彼女がまだ板割りを経験したことがなかったという事実には驚きだ。
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