2013/01/25（金）UP
（最終更新：2013/01/25 17:32）

▲Krush－70kgタイトルマッチ調印式に臨んだ王者・城戸康裕（左）と挑戦者・守屋拓郎（右）

　調印式後に異常事態が発生！　1月25日（金）東京・新宿にあるBLAZEにて、明日（土）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.26』の前日公開計量＆会見が行われ、Krush－70kgタイトルマッチで対戦する王者・城戸康裕（谷山ジム）と挑戦者・守屋拓郎（スクランブル渋谷）が出席した。

　城戸と守屋ともに契約体重の70.0kgジャストで一発クリアーし、タイトル調印式に臨んだ。これまで舌戦を繰り広げた両者が、集まった多くのファンの前で何を語るのかに注目が集まっていたのだが……。最初にマイクを握った守屋は「ここまで言いたいことは言ったし、やるべきことはやってきました。あとはリング上で証明するだけです、以上」というと、すぐに立ち上がり会見場を後にした。

　スタッフが慌てて守屋を呼び止めに行くも、守屋は戻ってこないまま会見は進行することに。この異常事態を受けて、宮田充Krushプロデューサー、城戸ともに困惑した表情。城戸は「オレはいいんですけど、（守屋の行動は）何も面白くない。向こうは頑張って牙をむいて悪ガキを演じていたのでしょう」とあきれた様子を見せた。

　以前行われた会見で守屋は「城戸選手には頑張ってもらわないとすぐに終わってしまう」と挑発的なコメントを飛ばしていたが、城戸は「あの挑発はありがたかった」と振り返る。年末年始に予定していたスノボや小旅行は全てキャンセルし、練習に費やしてきたという。「阿佐美ザウルス戦のような守屋選手ではなく、全く別人の守屋選手が相手だと思っているので油断はしていません。（昨年12月K-1MAXの）ムルテル・グロンハート戦の前と同じぐらい練習してきました。明日はお尻ぺんぺんして引退させます（1・14代々木大会で城戸の挑発を受けて、守屋は負けたら引退を約束）」とタイトル初防衛戦に自信を見せていた。