【ZONE】森井の相手はオランダメジロジムの刺客
11月9日(日)東京・後楽園ホールにて旗揚げされる小林聡プロデュースキックイベント『KICKBOXING ZONE』の記者会見が10月6日(月)都内にて行われ、主要対戦カードが発表された。
小林の後輩であるBigbangスーパーフェザー級王者・森井洋介(藤原ジム)は、ピラオ・サンタナ(ブラジル/オランダメジロジム)との対戦が決定。サンタナはキックボクシング8勝無敗、MMA(総合格闘技)8勝3敗、プロボクシング2勝無敗の戦績を持ち、ニックネームであるピラオはポルトガル語で“クラッシャー”を意味する。
森井の対戦相手は二転三転し、小林が現役時代、オランダ修行中に師とあおいだアンドレ・マナートに相談したところ、「59kg級で凄いヤツがいる」と推薦してきた選手。藤原ジムもオランダメジロジムも目白ジム(別名・黒崎道場)から派生しており、両方のジムに小林の師匠がいるという意義深い対決となった。
森井は「タイ人とモンゴル人以外の外国人とやるのは初めて。写真を見るとパワーがありそうなので、盛り上がる試合が出来そう。真っ向勝負します」と意気込みを語った。
ISKA世界バンタム級王者・寺戸伸近(Booch Beat)の相手は、西日本統一スーパーバンタム級王者・邦博(真樹ジムオキナワ)となった。邦博は6月に『M-FIGHT』で開催された-55kg SINGHA CUPトーナメントに出場し、1Rに2度のダウンを奪われながらも3Rに逆転TKO勝ちした選手。戦績は16勝(9KO)4敗2分。
小林は真樹ジムオキナワが主催している『K-SPIRITS』のアドバイザーも務めており、「以前から沖縄のアツい試合をしてくれる選手たちに東京で強い選手と戦わせるチャンスを与えたかった」と言い、寺戸との試合は邦博サイドからも強い希望があったという。
寺戸は「そのトーナメントは見たことがありますが、別にこれといった印象は残っていません。でもアツい試合をする選手ということなので自分もガンガン行って、アツい噛み合う試合にします」とコメント。寺戸自身もダウンを奪われてからの逆転KOが多い選手だが、「ダウンを奪われてから相手を倒すのは根性があると思うが、その根性ごとへし折ってやる」と言い放った。
Krushを主戦場とする塚越仁志(シルバーウルフ)は、元J-NETWORKウェルター級王者・笹谷淳(TANG TANG FIGHT CLUB)と対戦。塚越は20勝(7KO)16敗という笹谷のキャリアの多さを警戒するが、「旗揚げ戦の主役は俺だという試合をしたい」とコメント。笹谷は小林がエースだった全日本キックに憧れていたと言い、「全力でぶつかります」と語った。
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<決定対戦カード>
▼スーパーフェザー級 キックルール 3分5R
森井洋介(藤原ジム/Bigbangスーパーフェザー級王者)
vs
ピラオ・サンタナ(ブラジル/オランダメジロジム)
▼スーパーバンタム級 キックルール 3分5R
寺戸伸近(Booch Beat/ISKA世界バンタム級王者)
vs
邦博(真樹ジムオキナワ/西日本統一スーパーバンタム級王者、RKA同級王者)
▼ウェルター級 キックルール 3分5R
塚越仁志(シルバーウルフ)
vs
笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB/元J-NETWORKウェルター級王者)
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