2015/08/25（火）UP
（最終更新：2015/08/26 13:17）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

対戦が決定した木村ミノル（左）と平本蓮（右）

　9月22日（火・祝）東京・後楽園ホールで開催される『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN～SURVIVAL WARS～』の記者会見が、8月25日（火）東京・赤坂にあるスカパーJSATにて行われた。

　出場が決定していた木村“フィリップ”ミノル（ブラジル）の対戦相手は、K-1甲子園2014王者・平本蓮（チームペガサス）に決定。

　会見に出席したK-1前田憲作プロデューサーによると、木村の対戦相手として8・22Krush名古屋大会で行われた野杁正明vs山崎秀晃の勝者を考えていたが「試合に勝った野杁選手本人はとてもやりたがっていたが、右足の負傷でドクターストップ。山崎選手にもオファーしたが両腕の筋断裂がありドクターストップがかかってしまいました」と説明。K-1実行委員会で検討していたところ、平本が即答で木村の対戦相手に名乗りを上げたという。

　平本の師匠である梶原龍児は2013年5月のKrushで木村に敗れて引退を決意しており、平本は「歌舞伎龍（＝梶原）の魂を受け継いで2年越しにリベンジする姿を見てください。気持ち的には挑戦者ですが、（WBOウェルター級王者マニー・）パッキャオは最初噛ませ犬でラスベガスで強い選手を倒して上に上がっていきました。僕も同じ気持ちです」と意気込みを語る。

　それを受けて木村は「平本選手はめっちゃ勢いあって、もちろん舐めてかかるつもりは全くない。でも、どう頑張っても敵わない相手がいるということを証明したい。歌舞伎龍魂だったら俺には一生勝てないし、もう一回簡単にひねる。平本選手はパッキャオでも何でもないのでそこは勘違いしないで欲しい。簡単に番狂わせを起こせるものではないので、今までの相手との格の違いを見せる」と挑発的なコメントを残した。