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【ZST】前王者・八田亮がグラップリング大会に参戦

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2015/09/18(金)UP

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全日本グラップリング選手権に出場する前ZSTフライ級王者・八田亮(左)と師匠の正田昭治(右)

 10月25日(日)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて開催される『第1回全日本グラップリング選手権2015』の記者会見が、9月18日(金)都内にて行われ、8人制によるフライ級(56.7kg以下)トーナメントに前ZSTフライ級王者・八田亮(ストライプルオハナ)の参戦が発表された。

 八田は2012年5月、ZSTでプロデビューして以降、7連勝し昨年8月のZSTフライ級王者決定戦で渡辺竜也を4RTKOで下し第2代王者に。今年2月、ZSTフライ級タイトルマッチで伊藤盛一郎に敗れ初防衛に失敗した。

 王座陥落後、MMAは引退したという八田。「MMAはもういいかなと思って大した練習もしていなかったのですが、今回の話を聞いて熱くなり、参戦を決意しました。グラップリングは難しくてわかりづらいですが、それでも面白いと思われる試合をしたい」と意気込みを語った。

 同階級トーナメントには、師匠で柔術マスターズ世界選手権2013年優勝の正田昭治(ストライプルオハナ)もエントリーすることが決定したが、八田は「道場に行けば毎回スパーリングをしているのですが、一番戦いたくない相手。何でも出来るし、穴がない。防ぎきるディフェンス力もないですし、自分が勝っている姿が思い浮かばない」と何とも弱気な発言。

 これを受けて正田は「(八田の)弱点は知っていますし、私生活での弱点も知っているので(八田に)負けるのはあり得ない。全ての力、大人の力を見せて勝ちます」とトーナメントで勝ち進めば実現するであろう師弟対決に自信を見せる。 
 
 今回、フライ級のほか、バンタム級(61.2kg以下)、フェザー級(65.8kg以下)、ライト級(70.3kg)の4階級でトーナメントが実施され、優勝者に賞金20万円 準優勝者には5万円が贈られる(賞金総額100万円)。賞金の使い道について聞かれると、八田は「僕は負けるとして(苦笑)、先生にお金をいただきたいと思います」とここでも弱気な発言を飛ばしていた。

 フライ級では、八田、正田のほか、ZSTグラップリング大会で実績のある澤田健壱(パラエストラ東京)、竹中慎(パンクラス P’s LAB 東京)、杉本寛樹(AXIS千葉)、中尾亮(X-TREME柔術アカデミー)の出場も決定。ZST上原譲代表によると、超大物選手も参戦を希望しているという。 

<出場決定選手>

▼フライ級(56.7kg以下)トーナメント
八田 亮(ストライプルオハナ/前ZSTフライ級王者、プロアマGTトーナメント2014&2015優勝、プロアマGTトーナメント2011&2012準優勝、プロアマGTトーナメント2013横須賀大会優勝)

正田昭治(ストライプルオハナ/柔術マスターズ世界選手権2013優勝、アジアオープン シニア黒帯ガロ級優勝)

澤田健壱(パラエストラ東京/プロアマGTトーナメント2014準優勝)

竹中 慎(パンクラス P’s LAB 東京/パンクラスプロアマキャッチトーナメント2011&2012優勝)

杉本寛樹(AXIS千葉/プロアマGTトーナメント2013優勝)

中尾亮(X-TREME柔術アカデミー/プロアマGTトーナメント2013準優勝)

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