【ボクシング】“神の左”山中、神の目を持つ相手に「それでも当ててみせる」
9月22日(火・祝)東京・大田区総合体育館で開催される『THE REAL ワールドプレミアムボクシング 22』の記者会見&調印式が、20日(日)都内にて行われた。
9度目の防衛戦に臨むWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳ジム)と、挑戦者・同級2位で前WBA世界バンタム級王者アンセルモ・モレノ(パナマ)による、WBC世界バンタム級タイトルマッチ。
山中は「今回モレノといういい相手を決めていただき、今日まで相手を想定したいい練習が出来ました。相手はここ最近では一番いい挑戦者なので気合いが入っています。準備は万端です。体調は凄くいいので今回は自分が必ず勝ちます。期待に応えたい」と、必勝宣言。
“神の左”と呼ばれる必殺の左ストレートが警戒されているだろうということには、「今に始まったことではない。それでも当ててみせます」と、自分の左に絶対の自信を持つ。
モレノの戦績は35勝(12KO)3敗で、身長169cm、リーチの長さは177cm。この体格を活かしたアウトボクシングを得意とするサウスポーだ。パンチを打ち、すぐに動いて相手のパンチをかわし、また打つというスタイル。相手のパンチをかわすのが上手いことから、今回は“神の目”というニックネームが付けられた。
山中は「そう簡単に(左ストレートが)当たる相手ではありませんが、当たれば倒せる。そういう試合になると思います」と試合のポイントを語る。
そして「モレノはチャンピオンではありませんが、バンタム級でトップの選手。その選手に勝つことで自分がバンタム級でトップだと思われる試合をします」と意気込んだ。
対するモレノは終始落ち着いた様子で、「いい試合がしたいとのモチベーションを持って日本へやって来た。WBCのベルトはまだ手にしたことがないから、手にすることを夢見ています」と挨拶。
山中の神の左については、「彼は左を出してKOするだけじゃない」とし、「山中は右も含めてあらゆるパンチを使ってKOするチャンスを探してくると思う。しかし、私はコンディションが充実している。タフな試合になるだろう。そのための練習を重ねてきました」と、警戒するのは左のパンチだけではないとした。
「山中のようなグレートなチャンピオンと戦えることは光栄だ。そのグレートなチャンピオンに勝って、私も同じようにグレートと言われるチャンピオンになりたい」と、モレノは山中に敬意を払った上で、タイトルを奪取したいと語った。
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