【ベラトール】ISAO初陣の相手は一本勝ち男

パンクラスのエースとして数々の強敵を破ってきたISAOが、ついにベラトールで米国メジャーデビューを果たす

　近年のパンクラスを牽引してきたエースで、元パンクラス・ライト級王者のISAO（坂口道場一族）が、10月23日（金・現地時間）アメリカ・コネチカット州アンカスビルで開催される『Bellator 144』（ベラトール）に参戦する。

　これがベラトールでのデビュー戦となるISAOの対戦相手は、日系ブラジル人のゴイチ・ヤマウチ。両親はブラジル人（祖母が日本人）だが、愛知県出身で国籍は日本。戦績は18勝2敗で、18勝のうち14勝が関節・絞め技による一本勝ち、1試合がKO勝ちで判定までもつれ込んだ試合は負けた2試合を加えて5試合しかない。一本勝ちを奪った技はほとんどがチョークスリーパーか腕ひしぎ十字固め。フィニッシュする能力が高い選手と言えるだろう。

　対するISAOも18勝2敗と全く同じ戦績で、18勝のうち8試合がKO勝ち、2試合が関節・絞め技によるもの。フィニッシュした試合はヤマウチよりも少ないが、これまでマルロン･サンドロ、ウィル・チョープ、リオン武といった強豪を次々と撃破してきた。

　UFCに次ぐ世界第2位のMMA（総合格闘技）プロモーションと称されているベラトールでは、3月の『Bellator 135』で所英男がL.C.デイビスと激闘を演じて大絶賛を浴び、6月の『Bellator 139』では加藤久輝が2R34秒でワンパンチKO勝ちと衝撃を残している。ISAOが2人に続いて全米に衝撃を与えられるか注目だ。

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