【K-1】野杁、左右田に勝ったら日本人対決は卒業
11月21日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP IN JAPAN~THE CHAMPIONSHIP~』に出場する、元Krush-67kg王者・野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場)のコメントが主催者を通じて届いた。
野杁はスーパーファイト(ワンマッチ)で元RISEスーパーライト級王者・左右田泰臣(シルバーウルフ)と対戦する。
8月のKrush名古屋大会でKrush -63kg王者(当時)山崎秀晃に勝利した野杁だが、その前から痛めていた足の怪我が悪化。そのため9月大会での木村”フィリップ”ミノル戦のオファーを断った。
「山崎選手も強い選手でしたし、体力的には問題なかったんですが、100%の状態で9月22日に試合が出来たかと言われればそうじゃなかったので、それだったら無理することはないだろうと思いました。4月にマサロ(・グランダー)選手にああいう負け方をしてしまって、次にK-1のリングに立つ時は負けが許されないので、ちゃんと自分の力を証明したいと思っていました」
山崎戦が終わった直後は歩くことも出来なかったが、パンチの練習から始めて練習は続けていたという。
対戦する左右田の印象については、「別の団体でベルトを獲っていて、強い選手ということは知っていました。去年の11月のK-1で初めて生で試合を見たのですが、戦績を見ても分かる通り、負けない試合をする選手だなと思いました。負けない試合をするけれど、倒すところは倒すじゃないですか。K-1 WORLD GP-65kg初代王座決定トーナメントの1回戦で木村選手とやった時も、一発効いたと思ったらしっかり仕留めにかかる。そういう怖さを持っている選手だと思います」と評する。
しかし、「僕的にはやりやすいタイプかなと思います。僕は距離を取って戦うタイプだし、左右田選手も前に出るけど手数が多いタイプではない」とやりやすいとし、「どちらが相手の作戦を読んで、先に自分の攻撃を当てられるか。倒し倒されの試合にはならないと思いますが、レベルの高い技術戦になると思います」と予想。
「K-1に出ている日本人選手とはほとんどやって勝っているので、最後に残っているのは左右田選手しかいないと思います。この試合に勝ったら日本人はもういいかなという気持ちです」と、日本人対決からは“卒業”したいという。
今大会ではゲーオ・フェアテックスvs木村の-65kgタイトルマッチが組まれており、野杁vs左右田の勝者が次期挑戦者になる可能性が高い。そこで野杁に予想を聞くと…。
「正直な気持ち、どっちが勝ってもいいんですよね。タイトルはかかっていませんでしたが、木村選手がゲーオ選手に勝って、木村選手は一選手として凄く強い選手だと思いますし、ゲーオ選手も7月に左右田選手からダウンを取って勝って、改めて強いなと思いました。
僕は新生K-1がスタートする前からゲーオ選手とやりたかったので、もしゲーオ選手がタイトルマッチで負けてもゲーオ選手と戦いたいですし、じゃあそれで満足かと言われたら僕はK-1のベルトも欲しいです。だからどっちが勝っても構いません」と語った。
・【試合動画】2014年最高峰の名勝負、大和哲也vs野杁正明
・【試合動画】左右田泰臣vs元ムエタイ王者
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