【蹴拳】松田玲奈、防衛戦後はRENA、朱里戦を希望「お互いのルールで1回ずつやるのはどうでしょう」
10月25日(日)東京・ディファ有明で開催される『蹴拳27』のダブルメインイベント第1試合、蹴拳女子フライ級タイトルマッチで難波久美(契明ジム)を挑戦者に迎え、初防衛戦に臨む王者・松田玲奈(y-park)が試合直前インタビューに応じた。
現在、松田は試合に向けて通常のジムワーク以外に、パワー、体力を上げるためのサーキット・メニューを取り入れている。そのサーキット・メニューの内容はジム近くの公園の砂場で行うものだという。
「山崎(将)会長の指示の下、20メートルダッシュ、筋トレ、砂場の上でインターバルなしのシャドーボクシングや、会長がバットを持って攻撃するのをカットしたり捌いたりしています。砂場だと滑りやすいので、滑らないようにするために足腰が鍛えられます。これらのメニューをインターバルなしの1時間ぶっ通しでやっています。あと、両手首に1kgのバーアンクル(錘)を付けてやる日もあります」
これらを3年計画で行っており、今年は2年目。「成果は出ていますね。やり始めた頃は身体中が痛くて……練習が出来ているのか出来ていないのかわからない状態だったのですが、今ではスタミナも付いてメニューもこなせるようになっています。スピードが上がってパンチ力も上がりましたし、最近の自分の試合映像を見返すと安定した戦い方が出来るようになったなと思います」
さらにはトレーニングの一環としてマラソン大会にも出場。9月12日に行われた「第23回東北復興をわすれない皇居FUNラン」女子10kmの部では猛暑の影響でリタイア者が続出する中、女子1位、男女総合でも2位を記録した。「普段走っていて、自分がどのくらい速いのか、それをどこかで試してみたいなというのがありました。マラソン大会だと周りに人がいて緊張感もあり、試合と同じ感覚になります。タイムが前回や自己ベストに比べるとだいぶ遅いところが反省点ですが、一般の方々と競い合うことも貴重な経験になりました」
これらのトレーニングをこなしてきたことで絶対の自信を得たという松田。今回は主戦場とする蹴拳のタイトルが懸かった試合となるが、「あまりベルトのことは意識していません。とりあえず自分の方が(難波よりも)練習しているでしょうし、自信はあります。(ベルトを)獲られない前提で、相手をどうやって倒そうかということしか考えていません」と自信満々。
難波とは2013年11月J-GIRLSのリングで対戦しており、松田が延長戦の末に判定2-1で勝利している。「前回KOできなかったので、2Rで倒します。J-GIRLSのときは2分3Rでしたが、今回は3分3R。今回は倒しきります」とKO予告まで飛び出す。
防衛戦後には、女子立ち技界で国内トップのKrush女子王者・朱里(ボスジム)、松田に唯一の初黒星を付けたWPMF世界女子フライ級王者・いつか(新宿レフティージム)、さらにはシュートボクシング(以下SB)女子フライ級(51.0kg)王者RENA(シーザージム)とやりたいという。
「これからは強い選手とやっていきたい。プロモーターは大変だと思いますが、そういう選手を相手に結果を出していきたい。いつか選手は最近試合をやっていないのでリベンジは無理なのかと思いますが、お互いにいつケガしてダメになるかわからないので、全盛期のうちにRENA選手、朱里選手とやりたい。自信もあります。RENA選手はSBルール、朱里選手はKrushルールで試合をしていて、私が得意とするキックルールとは違います。どっちのリングでやるのか、そこでもめると思いますが、お互いのルールで1回ずつやるのはどうでしょうか」
RENA、朱里との対戦は実現するのか。また、蹴拳プロモーションによると、現在、海外強豪選手との対戦実現に向けて交渉中だという。まずは、松田の10・25の一戦に注目が集まる。
【告知】イーファイトではこの試合を速報動画で試合当日にアップします
・【試合動画】松田玲奈vsチョン・スルギ
・【動画】松田玲奈の3分1Rミット打ちパフォーマンス
・【試合動画】松田玲奈vsジェット・イズミ
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