【新極真会】強豪リトアニア勢が来日後、優勝狙い即練習開始
10月31日(土)、11月1日(日)に東京体育館で開催される4年に1度の体重無差別の世界大会、新極真会主催『第11回全世界空手道選手権大会』に向け海外勢で最も優勝候補選手を有するリトアニア選手団が23日、来日した。
2007年の第9回世界大会で準優勝したドナタス・イムブラスを筆頭に毎回上位入賞者を出すリトアニア。今度こそ優勝を目指し宿泊所に到着し、早速練習に入る。
まずリトアニア勢の優勝候補の一人目はヴァルデマラス・グダウスカスで一本勝ち(KO)が多い選手。今大会でも豪快な一本勝ちが期待できる。強烈な突きと多彩な足技を得意とする。今回世界大会初出場だが、今年のヨーロッパ大会の軽重量級チャンピオンで、準決勝では上段ヒザ蹴りでポーランドの強豪ボルニーを一本で下した。
ヴァルデマラスは「試合の日が待ち遠しい。夢に向かって上を目指したい」 とコメントした。
ちなみに彼の兄ダリウスも2007年の第9回世界大会に出場しており、当時の世界王者の鈴木国博を破り6位に入賞している。ヴァルデマラスは果たして今回どう大暴れするか。
次に紹介するのは前回(2011年)の世界大会4位のルーカス・クビリウス。前回大会では山田一仁(2008年全日本王者)に勝ち、更にその大会で当時の世界王者・塚越孝行を破ったブライヤン・ヤコブセンにも勝っている。
2013年のワールドカップ重量級では準決勝で日本のエース島本雄二を判定で下し決勝では今大会海外勢優勝候補筆頭のバレリー・ディミトロフに負けはしたものの準優勝と世界戦の順位を上げている強豪だ。「前回の世界大会の経験とワールドカップの経験を生かして優勝を目指します」とルーカスはコメント。
女子ではインガ・ミクスタイテがいる。前回世界大会で4位に入賞し、それ以降、徐々に実力をつけ、今年のヨーロッパ大会では中量級2連覇を達成した。
強力なパンチを主力とするがヨーロッパ大会では胴回し回転蹴りで一本勝ちするなどオールラウンダーでもある。
迎え撃つ日本勢の注目選手は昨年全日本王者の島本雄二、準優勝で最年少優勝を狙う20歳の入来建武、3位に入った技師の加藤大喜、今年の全日本フルコンタクト選手権の重量級決勝では120kgを超える体重から繰り出すハードパンチャーの落合光星を破り2連覇を果たした山本和也など。女子では前回世界大会優勝の将口恵美、昨年の全日本女王の加藤小也香、準優勝の菊川結衣ら。
男子では今大会に出場する選手たちの中で前回世界大会では6位の島本が最高位。これまで日本は海外に優勝を渡したことはなく果たして今回はどうなるか注目される。
【youtube】 ヴァルデマラス・グダウスカスが今年のヨーロッパ大会準決勝で一本勝ち(KO)した動画
【youtube】 2013年ワールドカップ準決勝でルーカス・クビリウスが島本雄二に勝利した動画
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写真=来日写真・新極真会/試合写真・イーファイト
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