2015/11/09（月）UP
（最終更新：2015/11/09 21:12）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

山本アーセン（右）がMMAプロデビュー戦で、ヒクソン（左）の息子クロン（中央のパネル）と激突

　12月29日（火）・31日（木）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』の記者会見が、11月8日（月）都内にて行われ、対戦カードが発表された。

　元女子レスリング世界王者・山本美憂の息子、山本アーセン（GSA）がMMA（総合格闘技）に初参戦。ヒクソン･グレイシーの息子クロン･グレイシー（ブラジル）と対戦することが決定。

　アーセンは4歳からレスリングを学び、数々のジュニア大会で優勝。現在はハンガリーにレスリング留学し、リオ、東京オリンピック代表の座を目指している。今回のRIZIN参戦は完全MMA転向ではなく、「目標はあくまでも東京オリンピック出場」だという。

　対するクロンは幼少よりブラジリアン柔術を学び、父ヒクソンから19歳の時に黒帯を授かった。2014年に日本で開催された『REAL』でプロデビューを果たし、腕ひしぎ十字固めで勝利を収めている。

　タイで山本“KID”徳郁とともにキャンプを行っている最中に帰国し、会見に出席したアーセンは「僕は日本人として負けたくない。アーセンとしても負けたくないので、思い切りぶっ飛ばして勝ちたいと思います。クロン選手は寝技世界一だし、リスペクトしていますが、リング上には友情も何もない。クロン選手は頭で勝負と言っていましたが、僕は心で勝負する。グレイシーは諦めないで有名なので、絶対タフな体力勝負になると思う。諦めないで頑張ります」とコメント。

（左から）高田統括本部長、祖父の山本郁栄氏、アーセン、ヒクソン、榊原実行委員長

　アーセンの母・美憂は、「今回のRIZIN出場に関しましては、本当に突然のことで私自身大変驚いています。本人もいろいろと考えた上での決断だと思いますし、決断したからには母親として全力で応援したいと思っています。そしてこの経験が彼のこれからの人生にとって大きな財産となることを心から祈っています」とコメントを寄せている。

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