【NIPPON FIGHT】魔裟斗、RIZINに負けたくない
12月31日(木)神奈川・大さん橋ホールで開催される『NIPPON FIGHT』で、6年ぶりに復活する魔裟斗が、11月21日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されたK-1で囲み取材を行った。
「子供たちに戦う父の姿を見せる最後のチャンス」というのが今回リングに上がる一番の理由だというが、「登山家と一緒でまた登りたくなった」のだという。
「昨年10月くらいに、第2子が生まれた時にタバコをやめたんです。そうしたらスタミナが戻ってきてけっこう動けるようになって。以前から年末のオファーが来ていて、今ならやれるかもしれないと思ったタイミングで今回の話が来ました」
7月中旬から週2回のトレーニングを始め、現在は週4回。スパーリングが中心だ。「全然動けない。若手にやられてばかり」だという。
対戦相手の山本“KID”徳郁は自分で選んだわけではなく、魔裟斗自身は引退した選手同士で戦うものだと思っていた。「現役選手じゃん、と思いました。最初は嫌でしたね。でも、覚悟しないといけないと思いました。やり甲斐はあります」
試合は14オンスの大きいグローブを着け、3分5Rで行われる。「5Rもつか分からないです。やってみないと分かりませんが厳しいですね。現役時代と同じ戦い方をやれと言われたら無理なので、頭を使います」
不安と、どれくらい今の自分が出来るのかの楽しみが半々だという魔裟斗。「人生の楽しみのひとつです」と今回の試合を表現する。「また山を登りたくなることは多分ないと思います」と文字通り一夜限りの復活だ。
「36歳。あまりデカいことは言いません。ただ、内に秘めた闘志はあります。能ある鷹は爪を隠す、です。リングに上がるまでは羊の皮を被る。羊のままかもしれないけれど、狼になれるようにそこそこ仕上げます」
また、同じく大みそかに開催されフジテレビでの中継が決まっている『RIZIN』には、「(視聴率で)負けたくない」と負けず嫌いの性格は現役と変わらないようだった。
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