【ボクシング】初防衛戦に臨む井上尚弥「淡々と燃えている」
12月29日(火)東京・有明コロシアムで開催される『ボクシングフェス2015 世界ダブルタイトルマッチ』の記者会見が、27日(日)都内にて行われた。
WBO世界スーパーフライ級タイトルの初防衛戦に臨む王者・井上尚弥(大橋ジム)は、2014年12月30日のオマール・ナルバエス戦で右拳を痛め、これが約1年ぶりの試合となる。
井上は「1年間みっちりと練習をやっていたので、これまでで一番に仕上がっています。自分自身、楽しみにしています」と挨拶。
「判定でもKOでも勝てるように、いくつも引き出しを持って戦おうと思っています。(どの引き出しを開けるかは)リングに上がってからしっかりと考えたい」とし、挑戦者のWBO世界スーパーフライ級1位ワルリト・パレナス(フィリピン)より優っているのは「スピード」だと答えた。
パレナスは「新世代のチャンピオンとの対戦ということで楽しみにしている。コンディションは完璧に仕上げてきた。世界チャンピオンになることが夢だったので、その夢をかなえるために来ました」と挨拶。
24勝(21KO)6敗1分の戦績を持つパレナスは、日本人との試合は全てKO勝ちというハードパンチャー。
「私にとって厳しい戦いになるが、それは井上選手にとっても厳しい試合になるということ。防御もしっかり練習してきたのでエキサイティングな試合になるだろうね」と言い、「井上選手の方がスピードでは優っているかもしれない。強いことも承知している。しかし、私にはその上を行くパワーがある。パワーを生かしてタイミングでKOする」とKO宣言した。
「この試合は見応えのある試合になるだろう。自分でも見たいくらいだよ。勝ってフィリピンにベルトを持って帰る。それが私の長年の夢だから」と自信溢れるコメントを繰り返すパレナスに対し、井上は「しっかりと差をつけて勝って、やっぱり井上だな、と思われるような試合をお見せします。過去一番落ち着いていますね。淡々と燃えている感じです」と、静かなる闘志を燃やしていた。
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