【ボクシング】井上尚弥、やはりモンスター、ナルバエスを2RKOし、世界最速の2階級制覇!
藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング! |
大橋ジム/帝拳プロモーション
「ボクシングフェス2014 SUPER BOXEO」
2014年12月30日(火)東京体育館
▼WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 3分12R
○井上尚弥(大橋ジム/前WBC世界ライトフライ級王者)
KO 2R3分1秒
●オマール・ナルバエス(アルゼンチン/WBO世界スーパーフライ級王者)
※井上が新王座に就く。ナルバエスは12度目の防衛に失敗。
前WBC世界ライトフライ級王者・井上が2階級制覇を狙い、WBO世界スーパーフライ級王者ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦。井上は今年4月、国内最速記録となるプロ6戦目で世界王者になった“怪物”だが、ナルバエスはフライ級王座を16度防衛した後、スーパーフライ級も制して2階級王者となり、現在11度の防衛に成功している“超怪物”だ。
1R開始直後から、井上が右ストレートを連発してその右ストレートでダウンを奪う。これはナルバエスにとって生涯初のダウン。井上はさらに左フックで2度目のダウンを追加し、一気にラッシュを仕掛ける。王者はフットワークを使って離れ、冷静さを取り戻すとジャブ、左フックを繰り出し、連打で突進。井上は左ボディブローを突き刺し、右ストレートへつなぐ。
2R、井上は右ストレートを多用し、ナルバエスが打って来るところへ鋭い左フックを合わせて3度目のダウンを奪う。
右ストレートで前に出る井上。最後は顔面への連打でナルバエスにガードを上げさせ、左ボディブローを叩き込むとナルバエスはダウン。そのまま立てず、井上がKO勝ちで場内は総立ちに。井上が世界最速記録となる8戦目での2階級制覇を達成した。
井上は「減量から解放されていつもの自分が見せられた。やる前はプレッシャーで押しつぶされそうでしたが、そこは若さと勢いでやってやろう」と思ったと言い、「最初の一発で右拳を痛めました。やばいと思いましたが無我夢中でした」と告白。
そして「ボディは前から練習していて、絶対に打てば倒れると思ったパンチなので練習の成果が出たと思います。今後は防衛戦と王座統一の選択肢が出てくると思います」と語った。さらなる“伝説”が生まれそうだ。
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