【ボクシング】最強の内山高志、5年ぶりに絶好調
12月31日(木)東京・大田区総合体育館で開催されるダブル世界タイトルマッチの調印式&計量が、30日(水)正午から同体育館で行われた。
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチで、11度目の防衛戦に臨む内山高志(ワタナベジム)はリミットの58.97kgに200グラムアンダーの58.7kg、挑戦者・同級6位オリバー・フローレス(ニカラグア)は300グラムアンダーの58.6kgでそれぞれ計量を一度目でクリアーした。
今年で5年連続の大みそか決戦となる内山は、「無事大みそかに試合が出来るのを嬉しく思います。しっかり勝っていい年明けにしたい」と挨拶。
渡辺均ワタナベジム会長は、「内山は5年ぶりに両手が万全の状態。胸囲も10cm増えました。本当に強い内山を見てもらえると思います」と語り、内山本人も「5年ぶりに絶好調。悪いところはひとつもない。フローレスにはこれといった印象は無いが、若いし、死ぬ気でベルトを奪いに来ると思うので、こっちも獲られないようにやるだけです」と“絶好調”宣言。
「今回、練習でもストレスなく出来ました。前回は左ヒジが痛くなって練習を途中で切り上げることもあったので、今回はノビノビと出来ましたね。前回以上の試合を見せられると思う。充実した練習が出来たので不安はない」と、自信をみなぎらせる。
前日に3階級制覇を達成した八重樫東のことを聞かれると、「八重樫は後輩ですが試合は見てないです。自分が試合をするように興奮してしまうので、試合前は基本的に見ないんですよ。八重樫には一応、“凄い試合だったね”とメールを送っておきました」と言って報道陣を笑わせる余裕も。
「3階級制覇を達成したのは凄いこと。勝ったり負けたりを繰り返して這い上がってきたのは後輩でも尊敬します。明日は解説席にいるので変な試合は出来ない。先輩として頑張ります」と、刺激を受けたようだ。
また、アメリカのボクシングプロモーションであるトップランク社と契約をしたとの一部報道があったことについては、「興味はありますがサインはしてないです」と否定。しかし、かねてからアメリカでビッグマッチを行うプランはあり、「会長がいろいろ考えてくれているようなので凄く楽しみです。でも今は、目の前のフローレスを倒すことしか考えていない。1月1日から次の目標を考えたい」と、今回の防衛戦をクリアすればいよいよ全米進出もありそうだ。
●編集部おススメ記事
・内山高志、挑戦者は27勝1敗
・映画「ロッキー」続編決定、内山高志がアツく語る
・年末興行の大トリ・内山が壮絶KO防衛
・【動画】ボクシング世界王者 内山高志のパンチ力を伸ばす練習方法
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】