2016/01/14（木）UP
（最終更新：2016/01/15 13:42）

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

渡辺（左）5年ぶりの復帰戦は、ROAD FCでしなしを苦しめた女子高生イェジ（右）

　2月7日（日）東京・TDCホールにて開催されるアメリカのMMA（総合格闘技）大会『World Series of Fighting GLOBAL CHAMPIONSHIP』（ワールド・シリーズ・オブ・ファイティング・グローバル・チャンピオンシップ＝通称WSOF-GC）の追加対戦カードが発表された。

　2010年8月の『Girls S-cup』でRENAに敗れて以来約5年ぶり、35歳にして現役復帰する元DEEP女子ライト級王者・渡辺久江（フリー）の対戦相手が決定。

　その対戦相手とは、昨年7月25日に東京・有明コロシアムで開催された韓国のMMA大会『ROAD FC 024 IN JAPAN』でDEEP女子フライ級王者しなしさとこと対戦したイ・イェジ（韓国/TEAM J）だ。

　1999年生まれの現役女子高生であるイェジは柔道、キックボクシング、韓国の打撃あり柔術ゴンコンユスルがバックボーン。韓国柔道協会長旗優勝＆市民体育大会1位、キックボクシング1戦1勝の戦績を持つ。しなし戦でROAD FC女子部門の最年少デビューを果たしたが、36戦もの経験差があるしなし相手に大奮闘し、最終的に敗れはしたものの接戦を演じて関係者をあっと驚かせた。

　驚くべきことに、そのしなし戦でデビューしてからわずか5カ月の間に5戦を行い、現在の戦績は3勝3敗。しなしを豪快KOしたこともある渡辺だが5年間実戦から離れており、イェジは急ピッチでキャリアを積んでいる。年齢の差は実に19歳。勝つのは女子高生の勢いか、それともアラサーの意地か。

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