【レベルス】極真・渡辺理想、打倒ムエタイ目指す
1月24日(日)東京・ディファ有明で開催された『REBELS.40』の一夜明け会見が、25日(月)都内にて行われた。
極真会館の体重別全日本大会で中量級準優勝の実績を持つ渡辺理想(極真会館)は第6試合で前田将貴(RIKIX)を1Rに左ハイキックで戦闘不能に追い込み、TKO勝ちで約2年ぶりの試合を勝利で飾った。
「調子は良かったんですが不安があって、トップレベルの動きが維持出来ているかとナーバスになっていました。それで試合5分前にトイレに行きたくなってしまい一度装着したファウルカップを外して、てんやわんやになってしまって。対戦相手が入り口でナーバスになっている前を、ぴょんぴょん跳ねながら横切ってトイレに行ったらリラックス出来ました(笑)」
今回はヒジ打ちありのムエタイルールに初挑戦し、試合では実際にヒジを繰り出す場面も。
「ジャブの後にヒジが入って効かせることが出来たので、これはヒジで倒せると思って打ちに行ったんですがリキんでしまってキレがなく、これはもう出すのやめようと思いました。ただムエタイルールはキャッチしての攻撃が許されるし、それで2回コカすことが出来たのでやりやすかった。自分のスタイルに合っていると思いました」と、手応えを感じたという。
試合後にはマイクアピールで、「今年はREBELSを僕がかき回したいと思うので、必ず今年中にベルトを獲ります」と、王座獲りを宣言。「最短距離で獲りたい」と言う渡辺に、山口元気REBELS代表は「4月大会にオファーをしていて、挑戦者決定戦をやりたいと思います」と、渡辺が早くもタイトル戦線に絡んでくることを明かした。
それを受けて渡辺は、「挑戦者決定戦で勝って年内にベルトを獲るつもりです」と言い、「チャンピオンになったら他団体のチャンピオンともやりたいですし、強いタイ人とやりたい。極真空手vsムエタイの歴史を復活させます。セーンチャイやアタチャイ(どちらもムエタイの名王者)などの試合を見て、凄く強いと思った。あのレベルの人たちとやり合えるようになりたいという気持ちがずっとあったんです。やるからにはあのレベルにまで到達したい」と語った。
1963年に極真会館の前身である大山道場から選手がタイに派遣され、空手vsムエタイの試合を行ったことがきっかけで日本にキックボクシングが生まれた。50年以上の時を経て、極真空手とムエタイが再び拳を交えるのか。
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