2016/01/25（月）UP
（最終更新：2016/02/16 17:10）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

K-1甲子園を制した高校3年生・西京がアルジェリアの無敗高校生と対戦

　3月20日（日）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.64』の記者会見が1月25日（月）都内にて行われた。

　K-1甲子園2015で－55kg王者となった西京春馬（K-1ジム・チームドラゴン）が、6戦目にして国際戦に挑む。エリアス・マムーディ（アルジェリア）との対戦が決まった。

　昨年11月の『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN～THE CHAMPIONSHIP～』で行われた“高校生たちの戦う甲子園”K-1甲子園2015 －55kgトーナメントで優勝した西京は、プロ戦績4勝（2KO）1敗。

「優勝した次の日の会見で、強い外国人選手とやりたいと言ったんですが、こんなに早く決まるとは思っていなかったのでビックリしています。優勝して一発目の試合なので負けたら意味がない。Krush.64を盛り上げます」と挨拶。

　対戦するマムーディも18歳の高校生で、戦績はなんと15戦全勝（10KO）。2013年にIFMA（ムエタイ）とICO（キックボクシング）という2つのアマチュア世界大会で優勝している。最新の試合では、昨年4月の『K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント』1回戦で寺戸伸近に敗れるも、延長戦の末に判定2－1と接戦を演じたルイ・ボテーリョに勝利している。

　すでに試合映像を見たという西京は、「身長が高くて（176cm、西京は170cm）、55kgとは思えないくらいデカい。リーチも足も長くてやりづらそう。パンチよりも蹴りの方が得意そうでした」と印象を語り、「どうやって中に入るかが重要となる」という。

　高校3年生の西京は3月上旬に卒業式、そして試合前日の3月19日に18歳の誕生日を迎える。高校卒業後はファイターに専念すると言い、「タイトルマッチはまだ早いと思いますが、今年で近付いて来年にはタイトルマッチがしたい。そのためにも今回は落とせない試合なので勝ちたい」と、来年のタイトル挑戦に目標を定める。