【ZST】フェザー級王者・加藤vs前バンタム級王者・藤原のサバイバル戦
4月17日(日)東京・新宿FACEにて開催される『ZST.50』の記者会見が、2月20日(土)都内にて行われた。今大会は昼夜興行として行われ、夜は『ZST.51』が開催される。
現ZSTフェザー級王者・加藤惇(キングダムエルガイツ)vs前ZSTバンタム級王者・藤原敬典(スピニングガレージ)の対戦が決まった。
会見に出席した両選手は、「前回の復帰戦で勝利を目指していたが上手くいかず(昨年11月大会で齊藤曜に判定負け)もう後がないと言っても仕方がないのでこの一戦に勝って浮上したい」(藤原)、「ZSTに出る時から憧れていた選手の一人なので、試合を楽しみにしています」(加藤)と挨拶。
加藤は藤原の印象を「打撃主体で一撃の強さもある。相手からすれば三日月蹴りも嫌。タイプは似ていると思うのでかみ合うと思う」と評し、藤原は加藤を「最初はこんなに勝ち進んでチャンピオンになるとは想像できなかった。長い手足から打撃で攻めて疲れさせ、最後は一本を取るスタイル」と評して「僕は打撃で行くのみなので、打撃に付き合ってくれるなら楽しい試合になると思います」と打撃戦を希望した。
前回11月大会で両者とも敗北を喫しており、この一戦に懸ける想いは強い。
「加藤選手は前回のバンタム級タイトルマッチで(2階級制覇を)逃しているので、バンタム級で浮上したいだろうし、僕は元王者なのでおいしい相手だと思う。バンタム級でどっちが上がるのか。負けたら浮上がしばらくないのか。加藤選手はフェザー級に帰らざるを得なくなるでしょう」(藤原)
「バンタム級のサバイバル戦だと思っています。負けたら今後はおとなしくせざるを得ない試合になる」(加藤)
加藤はZSTに参戦した時から、バンタム級に“絶対王者”として6年以上も君臨していた藤原を意識していたという。「ずっと試合を見ていました。修斗の試合まで追っかけていました」と、藤原を研究していた。
それを受けて藤原は「そういう方がいるとは。加藤選手に限らず、自分のことを見ていた選手がいると最近分かりました。その中で(他団体で)負けてきたのは申し訳ないと思う。また強い藤原を見せるしかないと思いました」と、発奮材料にした。
藤原は「前回の試合でダウンをひとつ取りました。以前はどこかでパンチを当てるチャンスがあると考えていたのが、今は自分の間合いに入ったら必ず当てられる自信があるし、当たれば倒せる」と、パンチの精度が以前よりも上がったという。
それに対して加藤は、「当たれば倒れるのは誰でも一緒」と言い放ち、「藤原選手の打撃と自分の打撃は距離が違うので、藤原選手の距離では戦いたくない。藤原選手の距離に入ったら、打撃にこだわらずいなしていきたい」と、自分には通用しないと語った。
●編集部オススメ記事
・加藤が2階級制覇を狙いバンタム級王座に挑んだ
・藤原が復帰戦でギロチン齊藤と対戦
<追加決定カード>
▼バンタム級
加藤 惇(キングダムエルガイツ/ZSTフェザー級王者)
vs
藤原敬典(スピニングガレージ/初代ZSTバンタム級王者)
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