【K-1】KO勝ちしたヘビー級・上原「K-1を引っ張りたい」
3月4日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-65kg日本代表決定トーナメント~』は、平日開催にも関わらず4,800人(超満員札止め=主催者発表)の観衆を集めて行われた。
日本人ヘビー級の戦力として期待をかけられ、新生K-1に初登場した上原誠(士魂村上塾)は、試合前日の予告通り訓-NORI-(ノリ/K-1ジム総本部チームペガサス)を1RでKO。見事、期待に応えてみせる豪快な勝ちっぷりだった。
3月5日(土)都内で一夜明け会見が開かれ、上原は「昨日は思ったより緊張してしまいまして、試合が1年ぶりだったのもありますが、パンチも大振りになって反省点が多かった。最初のダウンは何で倒したか分からなかったのでセコンドに確認したら左フックと言われて。感触がなかったので不思議な感覚でしたね。ダウンを奪った感覚がなかったので、いっていいのかいけないのか分からなかった。NORIも目が死んでなかったので、3回目のダウンの前が一番動けていたと思います。ダウンを奪うたびに動けていたのでちょっと困りました」と、試合を振り返る。
「今回の点数は20~30点。今後世界で有名な選手と戦うのにあのままではまずいと思ったので、もっと練習して強くならないといけない」と、自己採点は低く自分を戒める。
今後については、「身長が同じくらいで(ヘビー級では)身体が小さいけれど、世界で活躍している選手が6人いて、今まで意識してきました。グーカン・サキ、メルヴィン・マヌーフ、ルスラン・カラエフ、タイロン・スポーンなどです。今後はああいう選手たちと戦っていきたい。自分はああいう人たちの映像を見て練習してきたので、戦って勝ちたい。そしてK-1を引っ張っていきたい」と語った。
K-1 WORLD GP -60kg王者・卜部弘嵩(K-1ジム・チームドラゴン)を破ったWKA世界ライト級王者ヨハネス・ウルフ(ドイツ)も会見に出席し、「昨日の試合で勝利をつかめて嬉しい。試合の最初は100%だったが、1Rで右手甲を怪我したので、その後は100%ではなかった。次は昨日よりも素晴らしい試合を、100%で最初から最後までやるよ」と試合を振り返る。
今後については、「タイトルマッチのチャンスがあればそのチャンスはぜひ勝ち取りたい。(60kgの世界トーナメントにも)興味を持っている。チャンピオンを倒したので、もし招待してもらえるならぜひ来日してまた試合を見せたいと思う」と、K-1のタイトルを狙いたいとした。
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