【K-1】毒舌・郷州「誰か怪我をしてもらいたい」

2016/04/01（金）UP
（最終更新：2016/04/01 21:20）

　4月24日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～－60kg日本代表決定トーナメント』の記者会見が、1日（金）都内にて行われた。

　当初リザーブマッチに出場することになっていた島野浩太朗（菅原道場）が繰り上がりでトーナメント本戦に出場することになったため、島野と対戦することが決まっていた郷州征宣（K-1ジム総本部チームペガサス）は神戸翔太（POWER OF DREAM）とリザーブマッチで対戦することになった。

　神戸は今年2月のKrushでKrush -58kg王座決定戦に臨んだが判定で敗れ、タイトルを逃した。そのため「人生のどん底にいるんですが、またゼロから挑戦していきたい。2月に負けてから1度も練習しないで腐っていたので、明日から練習します。太らないようにサウナ通いはしていたので体重はキープしていますし、試合まで3週間あれば大丈夫じゃないですか」と、巡ってきたチャンスにやる気を取り戻したという。

　一方、対戦相手が代わった郷州は「相手どうこうより自分自身に負けないようにすれば必然的に自分が勝つ。島野選手はトーナメント本戦に出ている選手に2人くらい負けているので、自分が上がった方が盛り上がると思う。でも自分は初めてのK-1なので、まずは自分の試合をK-1の人たちに見てもらいたい」とコメント。

　さらに「リザーブから優勝するという気持ちは変わりません。それが一番盛り上がるじゃないですか。僕と同じ境遇（聴覚障害）にある子供たちが応援に来てくれるので、優勝してこんなことがあるんだと夢と希望を持ってもらいたい。だから、申し訳ないけれど誰か怪我をしてもらいたいと思います」と、毒舌ぶりも発揮した。

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