【Krush】新女王KANA、無敗の最強王者目指す
4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.65』の一夜明け会見が、11日(月)都内にて行われた。
第2代Krush女子王座決定戦で、わずか4戦目にして無敗のまま王座に就いたKANA(K-1ジム・シルバーウルフ)。44戦ものキャリアを持つ元J-GIRLSミニフライ級王者・紅絹(NEXT LAVEL渋谷)からハイキックでダウンを奪い、新王座に就いた。
KANAは、「今日ここにベルトを持って会見に出席できたことが嬉しいです。宣言通りにKOで決着出来なかったのはまだ力不足。でもダウンを取れたのは自信につながっています。超満員、大歓声の中で試合が出来て嬉しかったです」と挨拶。
「今までにないくらい凄く緊張していました。試合中も動きが硬くなってしまったんですが、3Rは一番冷静に戦えました」と試合を振り返り、「作戦的には下から崩してパンチを当てる作戦でした。しっかり蹴りもパンチも出せたと思います。でも紅絹選手は打たれ強くて、私のパンチが全然当たらなくて技術が高かったです」と紅絹の上手さを称える。
採点上は2Rまで1ポイント差で負けており、「2Rは少し焦りました、倒さないといけないと思って。でもすぐに冷静さを取り戻せたので大丈夫でした。負けているのは分かっていましたが3Rは焦りはなかったですね。根拠のない自信がありました。紅絹選手の癖を研究していて、ハイキックの練習も毎日していたので自然と出せました」と、ハイキックは狙っていたという。
試合後は嬉し涙を流したが、「(ジムの会長から)キャリアがある選手からダウンを取って勝てたことが大きいと言われましたが、自分の目指すところはもっと上なので、それに関してはまだまだだと言われました」と気を引き締め、「無敗でここまで来たので無敗の最強王者として、最強の挑戦者を迎え撃ちたいです」と意気込みを語った。
宮田充Krushプロデューサーは「僕の見る限り今までのKrush女子のベストバウトだった。敗れましたが紅絹選手もどんどん試合を組んで行きたい。昨日のうちに引退までKrushで戦ってほしいと言ったくらいです」と、KANAと紅絹を絶賛。そして、「国外の選手も含めて次の試合を組みたい」と初防衛戦は外国人選手になる可能性もあると示唆した。
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