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【UFC】アイルランド、MMA興行の規制強化か

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2016/04/18(月)UP

UFC会長兼最高経営責任者のロレンゾ・フェルティータ アイルランドのスポーツ相のマイケル・リング氏は4月13日(現地時間)同国での総合格闘技興行の取り締まりを強化する旨の発言をしたことを、複数の海外メディアが報じた。

 報道によると、この発言は4月9日に同国で行なわれた総合格闘技「トータル・エクストリーム・ファイティング(TEF)」の試合の2日後に、出場選手のジョアン・カルバーリョ(ポルトガル)が試合中に受けたダメージにより亡くなったことを受けたもの。

 以前からこうした事故が起きることを懸念していたリング氏は、2014年2月にも複数の大会運営責任者に対し、国内で行なわれている他のスポーツと同じ安全基準を遵守するように求める書簡を送っていたという。大臣は今後も継続すると話している。

 こうした同国でのMMA規制に向けた動きを受け、UFCの会長兼最高経営責任者のロレンゾ・フェルティータ氏は、アイルランドの当局者と協議したいとの意向を示した。
 
 UFCは過去にも同国で大会を開催しており、同国出身のコナー・マクレガーが世界フェザー級王者として活躍し、人気を集めている。

 ニューヨークでは14日にMMA(総合格闘技)のプロ大会を行なうための歴史的な法案が制定されたばかりだが、アイルランドでは反対の動きが起ころうとしている。

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