【K-1】ヨーセンチャイ「武尊は大したことない」

2016/04/22（金）UP
（最終更新：2016/04/25 17:16）

　4月24日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ～-60kg日本代表決定トーナメント～』に出場する元プロムエタイ協会スーパーフライ級王者ヨーセンチャイ・ソー.ソーピット（タイ）が、22日（金）都内で公開練習を行った。ヨーセンチャイはスーパーファイト（ワンマッチ）でK-1 WORLD GP -55kg王者・武尊（K-1ジム・チームドラゴン）と対戦する。

　ヨーセンチャイはシャドーボクシングとミット打ちをそれぞれ1Rずつ披露。ミット打ちではムエタイ戦士らしく速いミドルキック、鋭いヒザ蹴りを見せた。

　タイ以外での試合はラオスでやったのみで、「K-1に呼ばれて素直に嬉しかった」とはにかむヨーセンチャイ。ムエタイの二大殿堂であるルンピニーとラジャダムナン両スタジアムを中心に「月1回のペースで試合をしている」と言い、ルンピニーではスーパーフライ級で7位にランクインしたこともあるとのこと。

　プロムエタイ協会スーパーフライ級王座は2年前に半年間保持、普段は54kgで試合をしており、56kg契約で試合をするのは初めて。

　しかし、武尊の印象を聞かれると「試合映像を見たが、大したことがない、という印象。僕が今まで戦ってきたムエタイの選手の方が上だよ。試合を見てもらえば分かるけれど、彼のパンチは僕には当たらないだろうね」と、そのコメントは実に強気。

　ムエタイでは認められているヒジ打ち、首相撲がないK-1ルールについては、「慣れていないけれど問題ない」とし、「蹴りには自信があるが、僕は何でも出来る」と初めてのK-1ルールにも戸惑いはない。

　タイ語で“勝ち続ける”という意味のリングネームを持つヨーセンチャイは、「出来る限り面白い試合、印象に残る試合をしたい。僕もゲーオのようなチャンピオンになれると思っているし、ブアカーオのような国際的スターになりたい」と、K-1での活躍を誓った。

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