【極真】大山倍達22年目の命日「派閥を超え心は一つに」
・献杯を任された極真館の盧山初雄館長(73年 極真 第5回全日本王者)
「大山総裁は指導は非常に厳しいものだった。いろいろ周りで大変なことがあった人も多いが、私はビクともしなかった。これも大山総裁に厳しくしてもらった結果であり、感謝してる。総裁から教わった武道精神を後世に伝えていきたい」
・新極真会の緑健児代表(91年 極真 第5回世界王者)
「極真空手、大山総裁と出会ってなければ、今の素晴らしい人生はなかった。分裂はしたけど極真はもともと一つだった。今日は懐かしい仲間と会えて嬉しいです。極真で培った極真精神で今後も困難を乗り越えていきましょう」
・極真会館浜井派 浜井識安代表(77年 極真 第9回全日本4位)
「私はビジネスの世界を元々志していたが、大山総裁と出会ったおかげで、空手とビジネス、人生が2倍になった。総裁には感謝しかない。中国でたくさんの弟子に囲まれている。墓前では「ありがとうございます」と感謝を伝えました」
最後に大山喜久子 極真宗家代表が「皆様、本日は集まってくれてありがとうございます。これからもご縁で繋がっていきましょう」と和合というテーマに沿った挨拶で締めた。
また大山氏の法要に出席した佐竹雅昭氏(K-1JAPAN GP2連覇、正道会館全日本3連覇)に実行委員長の三宅氏が「大会の会見で大山総裁から佐竹を大会に出るよう言いなさい」と言われ会見では言わなかったことを告白。
佐竹は驚いた様子だったが、翌日の自身のfacebookで「大山総裁の存在なければ、空手に興味を持つことが無かったかもしれない。墓前では、私も微力ながらフルコンタクト空手を盛り上げ、最強の空手を作り上げるために尽力することを誓わせて頂きました・5月のJFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟)全日本大会は天国のゴッドハンドにも喜んで頂けるような大会になることを願っています」とコメントした。
この日、松井章奎館長の極真会館は行事(100人組手)もあり出席は無かったが松井館長からの供花が飾られた。
なお松井館長の極真会館では4月18日(月)『大山倍達総裁二十二年慰霊祭』が、大山氏が山ごもりなど修行をした埼玉県秩父市の三峰神社において松井館長始め、郷田勇三最高顧問、フランシスコ・フィリォ氏らが出席し、執り行われている。
法事は仏式と神式の数え方があり、仏式は亡くなられてから22年目に23回忌、神式は22年祭となる。
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