【極真】大山倍達22年目の命日「派閥を超え心は一つに」
4月26日はフルコンタクト(直接打撃制)空手の祖、極真会館の創始者である大山倍達(おおやま・ますたつ)の命日。昭和29年には牛殺しの大山で名を馳せ、劇画「空手バカ一代」の主人公であることでも知られる。
1994年のこの日の午前8時、70歳でこの世を去った。
あれから22年、この命日に先立ち4月23日(土)には大山倍達氏の23回忌法要(仏式では22年目が23回忌)が、大山氏三女の大山喜久子氏(極真会館宗家・代表)が中心となり、大山氏の墓がある都内・護国寺にてしめやかに執り行われた。
大山氏他界から22年、他界から間もなく極真は分裂し、多くの派閥が生まれたが、近年は互いに協力し合う動きが出始めており、各極真の派閥から参列。
主な出席者として極真の前身である大山道場から入門した極真館の盧山初雄館長、極真浜井派の浜井識安代表、新極真会の緑健児代表と、新極真元世界王者の塚本徳臣、また緑氏が代表を務める全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)の理事を務める元K-1王者の佐竹雅昭(総合打撃道 佐竹道場)、大山倍達の内弟子だったニコラス・ペタスらが出席した。
今回の23回忌のテーマは和合。出席者には大山倍達氏直筆の和合と刻まれたグラスが配られた。
この23回忌の実行委員長であり、大山氏存命時から大会役員を務めていた「婦人之友社」の元社長の三宅進氏は「この法要を(大山氏の墓のある)護国寺でやるということは、いろいろ極真も分裂し、派閥があるが心は一つに。ここからまた新しいスタートが出来る。世界の極真のために大いに力を合わせていきましょう」と開会の挨拶すると各代表が、大山氏、極真の想いを語った。
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