【K-1】主催者推薦で復活の野杁正明「オイシイ所は自分が全部持っていく」
6月24日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~』にて、同トーナメント1回戦でマサロ・グランダー(オランダ)と対戦する野杁正明(のいり・まさあき/K-1ジムEBISU小比類巻道場)の試合に向けてのコメントが主催者を通じて届いた。
野杁は今年3月に開催された『K-1 WORLD GP 2016~-65kg日本代表決定トーナメント』に出場。初戦で木村“フィリップ”ミノルを1RでKO、続く準決勝でHIROYAに判定で勝利。しかし、決勝で山崎秀晃に判定で惜しくも敗れ準優勝に終わった。今回の世界トーナメントには主催者推薦という形で出場権を手にした。
野杁は「日本トーナメントで準優勝に終わったにも関わらず、ギリギリでトーナメントに選ばれて、そういうこともすべて含めて最後は僕がオイシイところを全部持っていきます」と意気込み、トーナメントの主役に躍り出るつもりだ。「今までで一番思い入れが強いですし、本当にこのトーナメントに懸けているので、何が何でも勝ちたいと思います」と、優勝への強い想いも口にした。
そんな野杁がトーナメント1回戦でぶつかる相手は、バダ・ハリやメルヴィン・マヌーフを輩出したオランダの名門「Mike’s Gym」に所属するグランダー。3月の大会では、K-1 WORLD GP -65kg王者のゲーオ・ウィラサクレックを相手に判定2-1で敗れたものの接戦を演じるなど、成長著しいファイターだ。しかも野杁は昨年4月にグランダーと一度対戦し、TKO負けを喫している。
「ずっとやりたかった選手の一人だったし、遅かれ早かれいつかはやると思っていました。前回のマサロ戦は僕の気持ちの中にも整理がつかないところがあった試合だったので(当初はゲーオ戦が決まっていたがゲーオの負傷欠場でグランダーに代わった)」と前回の試合を振り返る野杁。
「マサロ選手は実力もあるし、僕に勝ったことでK-1で活躍する選手になったので、しっかり倒さないといけない相手だと思います。今までと同じ戦い方だったら、また前回と同じ結果になると思うので、外国人選手特有のバネを警戒しながら戦いたいと思います」と、今回はグランダー対策に万全を期しているようだ。
自身も世界のベルトとはなかなか縁がないと意識する野杁。初戦で因縁の相手に雪辱を果たし、念願の世界タイトル獲得なるか。
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